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共振するものがないので音響的にも理想的(なのかもしれない)

宙に浮かぶBluetoothスピーカー「OM/ONE」

2014年08月15日 16時20分更新

文● 行正和義

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OM/ONE

 米OM Audioは空中に浮かぶ球体スピーカー「OM/ONE」を8月12日(米時間)に発表、独自のファンディングで製品化資金を募集しているが、わずか数日で予定の10万ドルの数倍の資金が集まっている。

 OM/ONEはBluetooth 4.0対応のワイヤレススピーカーで、スピーカーユニット部「Orb」とベースユニットで構成される。Orbはベースユニットの上3cmのところに電磁石のしくみで浮いたまま音を発する。

ボディカラーはブラックとホワイト(各179ドル)に加え、「ディスコバージョン」と呼ばれるミラーボールモデル(299ドル)が購入できる。また、1000ドルでお好みのカラーモデル(2個組)を注文することも可能

 Orbは直径9.1cm、重量340g。バッテリー(連続15時間動作)を内蔵して単体でもスピーカーとして利用できるほかマイク入力も備える。ベースユニットは直径16cm。12V給電で動作し、OrbをUSB充電するためのポートも備える(電磁式にワイヤレス給電するわけではない)。単体ではモノラルスピーカーだが、2個セットで購入することでステレオスピーカーとしても利用可能。

 資金調達はすでに成功しているが、9月末まで募集しており、OM/ONEを1個購入するための最低金額は179ドル、2個組は329ドル(米国外への発送は1個あたり送料20ドル、いずれもオリジナルTシャツが付属)。出荷は2014年12月から開始される予定。

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