SN比120dBのオーディオ機能も搭載
ABS樹脂製カバーで覆われたゲーマー向けマザボ「MAXIMUS VII FORMULA」-ASUSより
2014年08月14日 19時25分更新
ASUSは14日、Z97 Expressチップセットを搭載するゲーマー向けマザーボード「MAXIMUS VII FORMULA」を発表した。本日より販売を開始する。
MAXIMUS VII FORMULAは、マザーボードを覆うABS樹脂製カバーが特徴的。これはグラフィックスカードの熱により、マザーボード表面の温度上昇を防ぐ装備だ。加えてマザーボード背面にはスチール製バックプレートが備えられ、ヒートシンクとして機能する。
またCPUソケット周辺には、電源回路の冷却クーラー「CrossChill Copper」を搭載し、通常は空冷クーラー、水冷ホースを接続すれば、空冷&水冷のハイブリットクーラーでの運用を実現した。
ゲーマーに欠かせないオーディオ面も充実している。基板上をデジタルエリアとアナログエリアに分けることで、デジタル回路からのノイズの影響を最小限に抑えたオーディオ機能「SupremeFX Formula 2014」を搭載。他にも多数のノイズ対策が施されており、オンボードオーディオながら、SN比120dBを達成。
音がする方向をグラフィカルに表示する「Sonic Radar II」機能も搭載し、FPSゲームなどで、敵の足音や銃声がする方向と距離を画面状に表示可能だ。
ほかにも通常のキーボードにマクロ機能を追加できる「KeyBot」機能、UEFI BIOSでほぼ全ての設定をグラフィカルに行えるファンコントロール機能、静電気保護回路を3ステージも搭載したLANポート、オーバークック状態での連続運用を想定して設計された「Extreme Engine Digi+ III」デジタル電源回路などを搭載している。
主なスペックは、対応ソケットがLGA1150、チップセットはZ97 Express、DDR3-3300対応のメモリースロット4本(最大32GB)など。そのほか拡張スロットやSATA端子の数は下記表のとおり。価格はオープン。