ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は13日、据置型家庭用ゲーム機「プレイステーション(PlayStation) 4」(PS4)の全世界での累計販売台数が10日時点で1000万台を超えたと発表した。
昨年11月15日に米国とカナダで発売されてから約9カ月での今回の記録は、「プレイステーション」のハードウェア史上で最速のペースだという。販売エリアは順次拡大され、12日現在では100の国と地域に及んでいる。外務省の1月の公表データによると、日本が承認している国の数は日本を含め195カ国にのぼり、PS4が販売されている国と地域は全世界の半数となる。PS4向けソフトも販売店およびPlayStationStoreでの累計販売本数が全世界で3000万本を突破している。
PS4は、画質の高さや表現力の豊かさもさることながら、ゲームライフの楽しみを共有できるソーシャル連携機能を備えている点が大きな特徴。ゲームプレイの瞬間をFacebookやTwitterで共有できるほか、UstreamやTwitchを使用すればゲームプレイ画面のライブ配信も可能となっている。
アップデートで新たに、自分がプレイしているゲームの難所をネットワーク経由で友人に代わりにクリアしてもらうなど、友人とその場でゲームをプレイするかのような体験を楽しめるShare Play機能を追加。ゲームプレイ動画のアップロード先としてYouTubeも加わる。ソフトも続々と新たなタイトルが発売される予定だ。