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ヤフー、一般向けゲノム解析サービスを開始

2014年08月12日 02時15分更新

記事提供:通販通信

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image ヤフーは8月11日、病気や薬、健康にかかわる情報を提供するサービス「Yahoo!ヘルスケア」が取り組む新プロジェクト「HealthData Lab」で、10月から一般向けゲノム解析サービスの提供を開始すると発表した。

 「HealthData Lab」では、2型糖尿病・脳卒中・腎臓病などの生活習慣病や、肥満・不眠症などの病気、尿酸値・飲酒量などの体質を含めた約300項目の解析が可能。また、祖先解析も解析項目に含まれており、母親から受け継ぐミトコンドリアDNAから、自分と同じ遺伝子を持つグループがどこで生まれてどう移動してきたのかをたどることができる。

 そのほかに、PHR(パーソナルヘルスレコード)と呼ばれる、個人の健康情報を収集して可視化し、保存できる仕組みも提供。歩数などの日々の運動量、睡眠時間、体重・体脂肪などの情報を、センサーが搭載されたスマートフォンなどのデバイスを用いて収集し、専用のPHRアプリ(今冬提供予定)を使って登録、管理できる。将来的には、ゲノム解析情報だけでなく、PHRも含めた情報を総合的に解析して、健康維持のためのアドバイスの提供を目指す。

 また、10月のサービス開始に先行して無料でゲノム解析サービスを体験できる第2弾のモニター募集を開始。6月に実施した第1弾で募集した5000人に追加して、新たに5000人を募る。モニターはゲノム解析サービスを利用できる。

 ■「先行無料モニター募集」(http://medical.yahoo.co.jp/hdl/monitor/

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