シンプルな機能、低価格で購入可能
エレコムのMR-WI01BKは6000円台と低価格ながら、SDスロットにUSBメモリー接続用のタイプA端子やバッテリーを備えている。スマホへの転送は専用アプリのインストールが必要。公式ではiPhoneやiPadといったiOS搭載機のみの対応となっているが、Androidへも無料アプリの「AirStream Pro」を入れることで利用可能に。
ファイルの転送などがiPhone同様にできるようになる。専用アプリでの音楽や動画の再生はできるものの、スマホの充電やDLNAといった付加機能は搭載されておらず、最低限の機能を備えたシンプルな製品といえる。
初回利用時、iOS、AndroidともOSの設定メニューより手動で接続設定をする必要がある。SSIDとセキュリティキーは本体背面などに記されていないが、印刷されたシールが同梱されているので、本体に貼り付けておくと忘れにくい。
スマホへ充電、データのバックアップも可能
ラトックシステムのWiDrawer REX-WIFISD1は、SDカードスロットやUSBメモリー接続可能なタイプAを備え、スマホへの充電もできるバッテリー内蔵のWi-Fi SDカードリーダー。スマホへの転送は専用アプリのインストールが必要。スマホへの写真転送だけでなく、スマホ内の写真をSDへ一括転送したり、連絡先データのバックアップが可能。カレンダーやリマインダーといった連絡先以外のデータのバックアップはできない。3000mAhのバッテリーを搭載し、いざというときにはモバイルバッテリーとしても利用できる。
初回利用時、iOS、AndroidともOSの設定メニューより手動で接続設定をする必要がある。SSIDとセキュリティキーは本体背面などに記されていない。そのため、覚えておいたり、購入直後に設定しておくことをおすすめする。
USB直挿し可能なコネクター付き
マクセル「Wi-Fi SDメモリカードリーダー AirStash MAS-A02」
マクセルのAirStash MAS-A02は2012年の登場以来、現在なおも売れ続けている、Wi-Fi SDカードリーダーの分野で先鞭をつけた製品といえる。一見、大型のUSBメモリーに見えるが、背面のスロットにSDカードを差し込むことで、Wi-Fi SDカードリーダーとして利用可能となる。バッテリー内蔵で、充電は本体のUSBコネクタをPCやスマホの充電器に挿す。他の製品はほとんどが別途microUSBケーブルが必要となるが、本機は直付けのため手軽。
ただし、充電中はWi-Fi機能がオフとなり、PC用のカードリーダーとして機能する。そのため、バッテリー残量がないときに、充電しながらのスマホ転送はできない。スロットはSDカードのみ。スマホとの転送は専用アプリで実施する。
初回接続時にスマホ側のOS設定よりWi-Fiの接続設定が必要。本体背面などにはSSIDが書かれていないが、購入直後は「AirStath〜」というアクセスポイント名が利用されているため、ひと目で分かる。初期パスワードは設定されていない。初回設定時にパスワードを指定しておこう。
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