既存のマルウェア対策、Webフィルタリングと組み合わせ「不正送金詐欺対策」
FJM、「BSTS」にマネージドUTMセキュリティサービス追加
2014年08月07日 06時00分更新
富士通マーケティング(FJM)は8月5日、クラウド型セキュリティサービス「BSTS(ビステス)」の新たなラインアップとして、中堅中朝企業向けのUTM機器マネージドサービス「BSTS ディフェンスサービス」を提供開始した。
BSTS ディフェンスサービスは、顧客ネットワークのゲートウェイに設置されたUTM機器(FortiGate)を、FJMがリモートで運用管理し、顧客にインシデント通知や月次レポートを提供するサービス。専任管理者がいない企業でも、ファイアウォール、IPS/IDS、アンチウイルス、Webフィルタによる保護機能が利用できる。
同サービスの月額提供価格(税別)は8万円から(機器購入費用を除く)。IPS/IDSやアンチウイルス、Webフィルタ機能の利用には別途ライセンス料金がかかる。
なおFJMでは、従来から提供してきた「BSTS マルウェア対策」と「BSTS Webフィルタリング」、今回のディフェンスサービスを組み合わせることで、企業内の個人を狙った「不正送金」詐欺への対策が実現すると説明している。同日発足したシマンテック主催の「不正送金マルウェア対策イニシアティブ」にも参加する。