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ツイートのキーワードを利用してターゲティングが可能

Twitter、国内向けモバイルアプリ用トラッキング広告を強化

2014年08月05日 20時08分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp編集部

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モバイルアプリプロモーションは、Twitterの公式アプリを介して広告主が効果的にプロモーションできる

 ツイッターは「モバイルアプリプロモーション」の効果測定を可能にするパートナーに、日本のアドウェイズ、CyberZ、セプテーニの3社が新たに加わったことを、8月5日に発表した。

ツイートのキーワードを利用して、「ユーザーがどこにいて」「何を考えていて」「何を欲しているか」を基にターゲティングが可能

 モバイルアプリプロモーションはツイートに応じて、モバイルアプリに適したリスティングを実施する広告主向けのサービスだ。

 6月30日に発表された既存の7社に加えて、国内企業とパートナーシップを築くことで、日本におけるツイッター社としての立ち位置を強化し、収益に繋げるのが狙いだ。

 これまでは、広告代理店等が独自開発したアナリティクスに頼らざる負えず、コンバージョンまで見ることができなかったが、ツイッターのモバイルアプリプロモーションを利用することによって、キーワード別、OSや端末別などのターゲティングキャンペーンを、該当するユーザーに直接実施することができる。

 また広告主が運営するアプリに対し、Twitter公式アプリ経由でツイートから直接アプリをダウンロードしたり、アプリを開いたりするようにユーザーに働きかけることができるため、ターゲットを休眠ユーザーに絞った復帰アプローチも可能だ。

本国からパートナーや広告主向けのチームメンバーも来日していた。左からProduct Support Specialist カイル・デイビスさん、Partner Engineer ギャレス・ポール・ジョーンズさん、プロダクトマーケティングマネージャー 岡本純一さん、Revenue Partner Manager ディヴィア・アママスさん

 ツイッター調べでは、世界で90%のモバイルユーザーが公式アプリからTwitterを利用しているという。日本ユーザーの動向調べとして、スマホでオンラインショッピングを利用しているユーザーのうち、Twitter利用者のECモバイルサイトおよびECアプリの訪問時間は58分/月と、Twitterを利用していないユーザーに比べて2.1倍という実測結果があるという。

 さらにスマホ向けゲームアプリに関しては、Twitterユーザーの70%はゲームアプリを利用しており、1ヵ月で起動したゲームアプリの数は一人あたり9.3個とTwitterを利用していないユーザーに比べて1.4倍高い利用率を締めている。

 この数字を武器にツイッターは、新規アプリユーザーの獲得、休眠ユーザーの復帰や継続利用、マネタイズをサポートするとして、モバイルアプリプロモーションを特にゲームアプリ会社に利用訴求したいと、発表会の席上で話した。

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