ツイッターは「モバイルアプリプロモーション」の効果測定を可能にするパートナーに、日本のアドウェイズ、CyberZ、セプテーニの3社が新たに加わったことを、8月5日に発表した。
モバイルアプリプロモーションはツイートに応じて、モバイルアプリに適したリスティングを実施する広告主向けのサービスだ。
6月30日に発表された既存の7社に加えて、国内企業とパートナーシップを築くことで、日本におけるツイッター社としての立ち位置を強化し、収益に繋げるのが狙いだ。
これまでは、広告代理店等が独自開発したアナリティクスに頼らざる負えず、コンバージョンまで見ることができなかったが、ツイッターのモバイルアプリプロモーションを利用することによって、キーワード別、OSや端末別などのターゲティングキャンペーンを、該当するユーザーに直接実施することができる。
また広告主が運営するアプリに対し、Twitter公式アプリ経由でツイートから直接アプリをダウンロードしたり、アプリを開いたりするようにユーザーに働きかけることができるため、ターゲットを休眠ユーザーに絞った復帰アプローチも可能だ。
ツイッター調べでは、世界で90%のモバイルユーザーが公式アプリからTwitterを利用しているという。日本ユーザーの動向調べとして、スマホでオンラインショッピングを利用しているユーザーのうち、Twitter利用者のECモバイルサイトおよびECアプリの訪問時間は58分/月と、Twitterを利用していないユーザーに比べて2.1倍という実測結果があるという。
さらにスマホ向けゲームアプリに関しては、Twitterユーザーの70%はゲームアプリを利用しており、1ヵ月で起動したゲームアプリの数は一人あたり9.3個とTwitterを利用していないユーザーに比べて1.4倍高い利用率を締めている。
この数字を武器にツイッターは、新規アプリユーザーの獲得、休眠ユーザーの復帰や継続利用、マネタイズをサポートするとして、モバイルアプリプロモーションを特にゲームアプリ会社に利用訴求したいと、発表会の席上で話した。