Windows 8.1 with Bingを採用し、手ごろな価格
最初のWindowsタブなら、4万円ちょっとで4GBメモリーのDiginnos DG-D10IW
2014年08月14日 11時00分更新
バッテリー駆動のテストでは約5時間という結果に
バッテリー性能については以下の条件でテストを行なったところ、検証開始から4時間56分でバッテリー残量が5%となり休止状態へ移行した。カタログ上の公称値である5.8時間には届かなかったが、無線LANに常時接続した負荷の高いテストでこれだけもてば十分だろう。ネットを使わない時は無線LANをオフにしたり画面の明るさを下げることによって、駆動時間がより長くなる可能性もある。
バッテリー駆動時間テストの条件
- 電源プランを「省電力」に設定
- 無線LANとBluetoothをオンに設定
- ボリュームは50%に設定
- 液晶ディスプレーの明るさを40%に設定
- 液晶ディスプレーの輝度調整機能を無効化
- テストには「BBench」を使い、10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
スリープ中でも通信を行なうことでメールのチェックやアプリの更新などを行なう「InstantGo(Connected Standby)」について調べてみたところ、「Diginnos DG-D10IW」では非対応だった。対応していれば便利ではあるのだが、低価格モデルということもあるのでやむを得ないと言ったとこだ。
コストパフォーマンスの高さが魅力
今回の検証によって「Diginnos DG-D10IW」は3Dゲームや写真編集など負荷の高い作業には向かないが、メールやネット、ブラウザーゲームなど比較的軽めの作業には問題なく使えることがわかった。メインのPCとしてあれこれ楽しみたいという人向けではないが、ストレージ容量もある程度確保されており、サブPCとして外出先に持ち歩く用途も考えられるだろう。価格も税込で4万1018円と購入しやすく、基本機能をそれほど妥協せずにタブレットを安価に持ってみたい必要にお勧めだ。