このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

第二回 自分で音を出さないモジュールたち

シンセの信号(しんごう)ってなに? リトルビッツで音を学ぼう

2014年08月02日 12時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 この記事はKORGが販売しているシンセキット「littleBits」を使って、夏休みの自由研究をしてもらうための特集の2回目です。お子様にもご覧いただけるようになっています。1回目と合わせてご覧ください。なお、1回目の記事はこちらです。

 やあ、みんな! 毎日暑いね!

 でも、夏はえいえんじゃないんだ。やるべきことを早くやっておかないと、夏なんてあっという間に終わっちゃうよ。夏は、人生におけるいっしゅんのにじのようなものなんだ。

 ところでリトルビッツは買ってもらえたかな? 

 なに、まだ買ってもらえていない? そうだよね、だって高いもの、しかたないよね。

 でもね、決してあきらめないこと。お金をもっている人をせっとくするには、ねばりづよい、たふなねごしえーしょんがひつようなんだ。そこでのこうしょうじゅつや、ぷれぜんてーしょんのうりょくが、ゆくゆくはキミの人生において役立つときがくるよ。だから、ねばってそんはないよ。

 おじさんが子どものころは、まだ「ロックはふりょうの音楽」「エレキはふりょうのやるもの」なんて言われていて、ギターひとつ買ってもらうのにも、とてもくろうしたんだ。それで毎日、こんなことを言いつづけたんだ。

 「クイーンというロックバンドは、メンバー全員大そつです。ギタリストなんかロケット工学のはかせごうを持っています」

 「そもそも60年代のロックンロールと、ビートルズいこうのロックをいっしょにしないでください」

 だんたん親もいやになってきたんだろうね、それである日、やっとギターを買ってもらったんだよ。だから、みんなもがんばってね。

 じゃ、リトルビッツの、のこりのモジュールをせつめいするよ。

(次ページでは、「信号(しんごう)についてせつめいするよ」

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中