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最新ハイエンドオーディオ、本当のところ 第7回

DSDやバランス駆動、これでもかの調整機能を盛り込んだ意欲作

驚きのHi-Fi感をぐっと凝縮した、パイオニア U-05を聴く (1/6)

2014年08月03日 12時00分更新

文● 編集部

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 8月1日に販売が開始された、パイオニアのUSB DAC「U-O5」を試聴する。

 USB DACはオーディオ機器で、いま最も活気のある分野のひとつ。世界中のブランドが特徴ある製品を提供し、ポータブルタイプから据え置きのハイエンドモデルまで。大小さまざまな製品が市場をにぎわせている。

PCM信号は32bit/384kHz、DSD信号は最大5.6MHzに対応する。既存の配信音源にはほぼ対応できるだろう。

 ハイエンドヘッドフォン、そしてハイレゾ音源の盛り上がりを背景に、単純なデジタルからアナログへの変換だけでなく、高音質のヘッドフォンアンプ(HPA)機能を内蔵するのがトレンド。U-05も最大5.6MHzのDSD最大32bit/384kHzのPCMに対応しつつ、ヘッドフォンのバランス駆動に対応する。後述するように多彩な設定項目も持ち、最上のヘッドフォン再生を追求したい人や、ヘッドフォンをリケーブル(ケーブル交換)して音の変化を楽しみたいといった人に向いた製品になっている。

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