ESETは7月31日、夏期休業期間のウイルス対策について情報を発表した。休業期間の前後にするべき対策方法がまとまっている。
内容はシステム管理者に向けたアドバイスもあるが、多くは一般利用者にも当てはまる。そこで、一般利用者でも実施しておきたい内容を下記に抜粋して紹介する。
長期休暇前にやっておくべきこと
- 利用中のOSやソフトウェアに更新プログラムを提供して最新状態にしておく
- 各PCに最新のウイルス定義データベースが適用されていることを確認する
- 重要なデータのバックアップをおこなう
- 休暇中に使用しないPCの電源を切る
PCの電源を切ることは、ネットワーク経由の脅威に対して最も安全な防御策。ただ、休暇により長期間PCをさらわない場合は、PCの起動トラブルに加え、万一のウイルス感染に備えてバックアップを取るのも重要になる。
長期休暇開けやるべきこと
- PCのウイルス定義データベースを最新に更新する
- 利用中のOSやソフトウェアの更新プログラムがないか確認する
- セキュリティソフトを使ってウイルス感染の有無を確認する
とくに休暇明けにPCを起動した場合、ESETが警告しているように数世代分のウイルス定義データベースの一挙取得に加え、多量のメール受信も重なり大量のトラフィックが発生する。この場合、新しいウイルスに無防備なまま、メールによる感染も考えられるので、休暇前後のウイルス対策はしっかり実施しよう。