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2.5インチSSD 2014夏の頂上決定戦 ― 第2回

最速はどれだ? 売れ筋&注目SSDの転送速度を徹底比較

2014年07月31日 17時00分更新

文● 藤田 忠

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 ここからは、前回チョイスした売れ筋&注目SSDの気になる性能を、ベンチマークで検証していこう。テストに使用する各SSDは、発売前のSamsung「SSD 850 PRO」を除いて、最も人気のある256GBクラスを集め、各種ベンチマークを行なうことにした。

6モデルのパフォーマンスをチェック!!

CFD「S6TNHG6Q」の容量256GBモデルCrucial「MX100」の容量256GBモデルPLEXTOR「M6S」の容量256GBモデル
Samsung「SSD 840 EVO」の容量250GBモデルSamsung「SSD 850 PRO」の容量512GBモデル。なお、レビュー用サンプルのため、製品版とは仕様が異なる可能性があるTranscend「SSD370」の容量256GBモデル

 テストに使用した機材は以下のとおりで、CPUとマザーボードは定番プラットフォームの「Core i7-4790K」と「Intel Z97 Express」チップセットを搭載したASRock「Z97 Extreme4」で構築した。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4790K」(4GHz/TB時4.4GHz)
マザーボード ASRok「Z97 Extreme4」(Intel Z97 Express)
メモリー PC3-12800 8GB×2
システムSSD CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
テストSSD CFD「CSSD-S6T256NHG6Q」(256GB)
Crucial「CT256MX100SSD1」(256GB)
PLEXTOR「PX-256M6S」(256GB)
Samsung「MZ-7TE250B/IT」(250GB)
Samsung「SSD 850 PRO」(512GB)
Transcend「TS256GSSD370」(256GB)
グラフィックス Intel HD Graphics 4600
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows8.1 Pro(64ビット)

 各種ベンチマークの計測は、別にシステム用SSDを接続。6モデルには、なにもデータが書き込まれていない状態で行なっている。また、借り受けた製品は必ずしも新品ではなかったため、ベンチマークを実行する前に各製品のツールまたはテクシム「TxBENCH」を用い、Secure Eraseを行なっている。

「AS SSD Benchmark」を使って
基本性能と圧縮率の影響をチェック

 定番ストレージベンチマークの「CrystalDiskMark」や「ATTO Disk Benchmark」を実行する前に、まず「AS SSD Benchmark」で基本性能と「Compression-Benchmark」によるデータ圧縮率による影響を確認していこう。

CFD「S6TNHG6Q」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

Crucial「MX100」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

PLEXTOR「M6S」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

Samsung「SSD 840 EVO」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

Samsung「SSD 850 PRO」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

Transcend「SSD370」

総合ベンチマークのMB/s(左)とIOPS(中央)とCompression-Benchmark(右)

独自コントローラーのTranscendも
データ圧縮率の心配は無用!!

 多くのSSDが、公称スペックにこそ届いていないが、不満のないパフォーマンスを発揮している。なかでも、サムスンの最新SSD「SSD 850 PRO」は、最速を追求するPC自作派に人気のある「SSD 840 PRO」の後継モデルだけあって、総合ベンチマークのスコアは1171と、ほかのSSDとは一線を画す性能を発揮。

 とくにランダムリード・ライトの「4k-64Thrd」はリード9万7654IOPS、ライト7万9815IOPSと爆速になっている。今回のテストは512GBモデルで行なっているが、256GBモデルも公称スペックは同じなので期待できそうだ。

 そして気になるデータ圧縮率の影響だが、東芝製コントローラーチップの「TC358790XB6」を採用するCFD「S6TNHG6Q」のライトに若干上下が出ている。ただ、SandForce系コントローラーのように大きく落ち込むことはないので安心だ。

Benchmarkの計測は複数回行なったが、CFD「S6TNHG6Q」は、ライトに470〜410MB/s程度の波が出る結果に

 リード・ライトともにサムスンの独自コントローラーの「MEX」を採用した「840 EVO」と「850 PRO」が、ほぼ横一線のグラフになっている。

 また、初のTranscend製コントローラー採用とあって、やや心配だったTranscend「SSD370」も、ほとんど圧縮率の影響を受けていない。ウリとなっている最大570MB/sのシーケンシャルリードには届かなかったが、しっかり500MB/sオーバーに到達しているので、この後計測していく、「CrystalDiskMark」や「ATTO Disk Benchmark」、そして実際のアプリケーションでの使用を想定した内容のテストを行なう「PCMark 8」の「Storage」テストも期待できる。

次のページに続く (CrystalDiskMarkで転送速度をチェック

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