このページの本文へ

ビジネスモバイルに最適なdynabook R73の魅力を探る 第1回

Blu-rayディスクドライブや4K出力対応のHDMI端子など、映像面も充実!

「dynabook R73」はCore i7&フルHDかつ無骨なデザインで“堅実”なビジネスノート

2014年08月01日 09時00分更新

文● 高橋量

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

液晶ディスプレーのフルHD対応で使い勝手が向上

 dynabook R73のディスプレーは13.3型で、解像度は1920×1080ドット。前モデル「dynabook R734」の1366×768ドットと比べると解像度は1.98倍となり、1画面あたりの情報量も大きく向上した。そのぶん画面の文字はやや小さくなっているが、ウェブ閲覧や文書作成時の作業効率はアップするはずだ。標準ではデスクトップの項目が150%に拡大表示されているので、好みに応じて変更するといい。

スケーリングが150%に設定された標準時のデスクトップ

スケーリングを100%に変更するとデスクトップを広く使えるが、文字やアイコンはやや小さくなる

標準収録の「東芝画面設定ユーティリティ」を使えば、文字の大きさを最適なサイズに変更できる

 ディスプレーの色合いは自然で、発色は良好だ。光の映り込みも気になるレベルではなく、長時間使っても目の疲れを感じることはなかった。強い光の下では映りこみが発生する場合もあるが、ディスプレーの角度を変えれば問題ない。視野角が広いため、角度を変えても画面の色合いは鮮やかなままだ。

フルHDのディスプレーは精細で、色合いは鮮やか。輝度を最大にすると黒がやや潰れがちになるため、好みの明るさに調整するといい

グラデーションの階調表現も問題なしだ

 キーボードは87キー構成の日本語配列を採用している。キーピッチは19mmだが、キーとフレームが同じ色であることと縦のキーピッチがやや短いこともあって、キーがやや小さめであるように感じた。フルサイズのキーボードに慣れていると使い始めは入力ミスがあるかもしれないが、使い込めば慣れてくるだろう。

テンキーなしの87キー構成。キーピッチは横19mmで、縦が実測で17.5mm程度

EnterキーとBackSpaceキー、右Shiftキーが横長ではあるが、その左側にある記号キーはキーピッチが狭い。個人的にはEnterキーの幅を狭くして、そのぶん記号キーを大きめにして欲しかった

 キーストロークは1.6mmで、13.3型のモバイルノートとしてはやや深めだ。ただしキーの押下圧がかなり低く、入力時の手応えがあまり感じられない。そのぶん軽いタッチで入力できるので疲れにくいというメリットもあるが、タイプ時の打鍵感を味わいたい人には物足りなく感じるかもしれない。

 タッチパッドのサイズは実測で99mm×57mm。標準的なクリックパッドではあるが、ボタン部分の直下にアルミ素材のプレートが配置されているため、心なしかボタンの縦幅が小さく操作しづらい場面があった。左クリックについてはパッド部分を軽く叩くことで代用できるので問題ないが、右クリックについては慣れるまで意識的に操作したほうがよさそうだ。

パッドとボタンが一体化したクリックパッドタイプ。左上をダブルタップするとタッチパッドの有効/無効が切り替えられる。右上をダブルタップすれば、消費電力の少ないECOモードに切り替え可能だ


(次ページ「仕事に役立つ充実のインターフェース群」へ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

インテルバナー