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IDCフロンティアの国内データセンターで提供

トレジャーデータ採用の「Yahoo!ビッグデータインサイト」

2014年07月28日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月25日、ヤフーはクラウド型データマネジメントサービス(DMS)を提供する米トレジャーデータと法人向けビッグデータビジネス領 域で業務提携することを発表。企業が自社データを活用できる基盤を構築するため、Yahoo! JAPANとトレジャーデータは、企業のビッグデータを収集・保管し、短時間で容易に分析できる、クラウド型のビッグデータ分析基盤ソリューション「Yahoo!ビッグデータインサイト」を提供する。

 昨年よりYahoo! JAPAN が展開しているビッグデータ活用を核としたマーケティングソリューション事業の取り組みの1つとして、トレジャーデータの技術の採用に至ったという。Yahoo!ビッグデータインサイトは「トレジャーデータサービス」を用いており、これまで企業ごとに独自に構築・運営してきたHadoopなどの分散処理プラットフォームなどに比べ、低価格、高速かつ容易にデータを分析することが可能。また、インフラの運用管理を事業者側が行なうマネージドサービスであるため、データ分析の専門家だけではなく、マーケティング担当者も活用できるという。また、幅広い規模の企業に導入しやすい月額定額制である点も特徴となっている。

 Yahoo!ビッグデータインサイトは、Yahoo! JAPANのグループ企業でITインフラの提供を担うIDCフロンティアのクラウドコンピューティングとクラウドストレージを活用。これにより、Yahoo! JAPANとトレジャーデータは日本のデータセンターからサービス提供が可能になるという。

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