このページの本文へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第92回

夏スマホのAQUOS、ARROWS、Xperiaのバッテリー最強は?

2014年07月28日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

AQUOS ZETAは履歴ボタンの使いこなしがキー

 ここからはそれぞれの独自機能を中心に、紹介しきれなかった機能を取り上げる。AQUOS ZETAは画面下からスライドさせると画面が簡単に縮小する。またグリップセンサーがあるおかげで、持つだけで画面が消灯→点灯する。

片手操作しやすいよう、画面表示を縮小できる

 履歴ボタン(Recent Appsボタン)を押すと、画面下部にクイックランチャーが表示され、そこからミニアプリや「お気に入り」などが起動できる。「お気に入り」では前回も紹介した「検索キャプチャー」「翻訳キャプチャー」といった機能のほか、「書メモ」「どこでもコピー」などが用意されている。ミニアプリはGoogle Playからも追加できるのだが、まだ数が少ない。

履歴ボタンを押すと、ランチャーが表示される。ここからはミニアプリの起動も可能

健康に良さそうな機能が豊富
ARROWS NX

 ARROWS NXはオリジナルアプリに注目。「スッキリ目覚まし」といった睡眠・起床アプリや健康系のアプリがある。目にやさしいブルーライトカットモード(有効にすると画面が黄色っぽくなる)、ブラウザーで文章を簡単にコピーできる「なぞってコピー」、スライド操作ですぐに機能を呼び出せるのも便利。「スーパーはっきりボイス4」による通話の聞こえやすさも注目したいポイント。

健康系のアプリや機能が充実。液晶のブルーライトをカットするという機能も

ブラウザー上で文字列の上をなぞるだけでコピーする機能も

 バッテリー関係では「NX!エコ」はアプリの動作制限を手動でカスタマイズできるほか、NX!エコとは別に、バッテリーモニタセンサーなど、電池関連の機能が充実している。

省エネ機能ではバックグラウンド時の動作の抑制をアプリ単位で設定できる

冬にも便利な「手ぶくろモード」に注目
Xperia ZL2

 Xperia ZL2はスモールアプリ機能が用意されているが、こちらはGoogle Playに100本以上のアプリがあり、使いこなしが楽しい。またオリジナルのライフログアプリがあり、利用履歴がカレンダーでわかる。対応した周辺機器との組み合わせが必要だが、ノイズキャンセリング機能、ハイレゾ音源の再生はもちろん注目の機能だ。

オリジナルのライフログアプリを搭載する

対応したヘッドフォンやポータブルアンプとの組み合わせでノイズキャンセリングやハイレゾ音源の再生が可能になる

 他にはWALKMANアプリの充実の機能、ディスプレイ設定にはスマホ用手袋で無くても操作しやすい「手ぶくろモード」があり、これはいずれ来る冬に活躍するはずだ。

手袋を付けた状態でも操作できる設定も

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン