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第一回 「リトルビッツ」ってなに?

夏だ! シンセだ! 「リトルビッツ」で遊ぼう!

2014年07月27日 12時00分更新

文● 四本淑三

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リトルビッツのねだり方

 でも、ぶっちゃけ、リトルビッツは、ちょっとおねだんがお高いんだ(1万6467円するんだよ)。だから、おねだりするにはコツがいる。

 もし家族のみんなが夏の旅行を計画しているなら、それより安いとしゅちょうすることもできるよ。

 いつまでたってもぜいきんを二重取り(にじゅうどり)しているガソリン代や、ふとうに高い高速りょうきんをはらって、じゅうたいのなかどこかに出かけることを考えたら、ぜんぜん安いんだ。それに、リトルビッツなら、1日だけじゃなく、ずっと遊べるんだ。

 ここで、おねだりのまじっくわーどを教えよう。

 「これは21せいきのでんしブロックなんだ。ちいくがんぐとしての、ひようたいこうかは、ばつぐんだよ!」

 意味がよくわからなくても、このまま言えばいいよ。もし、キミのお父さんがちょっと機械(きかい)とか好きなら、この一言でよろこんで買ってくれるはず。だって、本当はお父さんがほしくてしかたがないんだ。キミのまじっくわーどは、いいこうじつになるんだ。

 意味がよくわからないかい? おとなの世界というのはむずかしいのさ。

「シンセ」ってなあに?

 ところで、リトルビッツには、いろんなしゅるいのキットがある。入っているモジュールのしゅるいや、数で、すこしずつちがうんだよね。さいしょにどれをえらぶかは、ちょっとなやむよね。

 このとくしゅうでは、リトルビッツのキットを全部ためしてみるつもりだけど、おすすめは、まず「シンセキット(Synth Kit)」かなあ。さいしょは、音が出るキットが、楽しいと思うんだ。

 シンセというのは音楽を作る、電子回路でできたがっきなんだ。きゃりーぱみゅぱみゅとか、ああいうピコピコした音楽はだいたいシンセでできているんだよ。

 シンセは電気の波をあれこれいじって、音の波にかえるものなんだ。そのためのモジュールをそろえたのがシンセキット。

 シンセキットにどんなモジュールが入っているか、音が出るものを中心に、ちょっと見てみようね。

【保護者の方へ】littleBits KORG SynthKitは懇切丁寧で見ているだけで楽しい日本語マニュアルが付いてきます

(次ページでは、「モジュールをひとつずつチェックしていくよ」

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