東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ! 第1回
2-in-1タイプの薄型ノートしては十分なパワー
7スタイル変化の「dynabook KIRA L93」、直販モデルはCore i7と256GB SSDでパワフル!
2014年08月08日 09時00分更新
ゲームによって画質や解像度を変更すれば快適に遊べるはず
3D性能を計測するベンチマークでは、やや低めの結果が出ている。グラフィックス機能としてCPU内蔵でややパワーが劣るインテル HD グラフィックス 4200を使っていることを考えるとやむをえないだろう。だがゲームによっては、画質や解像度を変更することで快適に遊べるようになるはずだ。
3Dゲーム系ベンチマークとしては「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」を試してみたところ、解像度1280×720ドットの標準画質で「3749」の「普通」という結果だった。この条件であれば問題なく遊べるが、解像度を1920×1080ドットに変更すると評価が「2069」の「重い」に変わる。高い解像度でプレーしたい場合は、画質をかなり落としたほうがよさそうだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では、解像度1280×720ドットの標準画質で「2882」の「やや快適」という結果に。十分なスペックを持っているように思えるが、解像度を1920×1080ドットに変更するとスコアは「1482」の「設定変更が必要」まで落ちてしまう。やはり解像度や画質は抑えたほうがいいだろう。
多彩な変形ギミックと高いマシンパワーを求める人に
「dynabook KIRA L93/W9M」が採用しているCore i7-4610Y(1.70GHz)は、処理能力よりも消費電力性能を重視した「Y」シリーズのCPUだ。Core iシリーズの上位版ではあるものの、標準的なUltrabookやモバイルノートと比べるとそれほど処理性能に優れているわけではない。
だが7種類のスタイルで利用できる点と、店頭モデルよりも高いスペックであることを考えれば、購入を検討する価値はある。資料の閲覧/作成はもちろん、写真の確認や加工など高いマシンパワーが要求される作業でも快適に使いこなすことができるはずだ。
この連載の記事
-
第4回
デジタル
相性抜群! 7スタイルの「dynabook KIRA L93」でデジタイザーを使いこなす -
第3回
デジタル
WQHDでCore i7の「dynabook KIRA L93」は写真編集にも活躍 -
第2回
デジタル
「dynabook KIRA L93」をさらにデュアルディスプレーで使うと作業が捗る -
デジタル
東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ!<目次> - この連載の一覧へ