東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ! 第1回
2-in-1タイプの薄型ノートしては十分なパワー
7スタイル変化の「dynabook KIRA L93」、直販モデルはCore i7と256GB SSDでパワフル!
2014年08月08日 09時00分更新
2-in-1タイプの薄型ノートしては十分なパワー
続いて、「dynabook KIRA L93/W9M」のベンチマーク結果を紹介しよう。Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール」の結果(Windowsエクスペリエンスインデック)では、CPUの処理能力を表わす「プロセッサ」が「7.2」、メモリーのアクセス性能を表わす「メモリ」が「7.9」、ストレージのアクセス性能を表わす「プライマリハードディスク」が「8.1」と高めの結果となった。「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」のスコアはあまり高くはないが、このふたつはゲームプレー時のグラフィック性能に関連するスコアであるため、それほど気にする必要はない。
前述の3つのスコアが高いので、日常的な作業ではストレスを感じる場面は少ないはずだ。
試用機の「Windows エクスペリエンス インデックス」テスト結果 | |
---|---|
プロセッサ | 7.2 |
メモリ | 7.9 |
グラフィックス | 5.8 |
ゲーム用グラフィックス | 5.1 |
プライマリ ハードディスク | 8.1 |
ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで530.7MB/秒と高速な結果が出ている。書き込みについては速度がやや落ちるもののHDDよりははるかに高速だ。CPUの処理能力を計測する「CINEBENCH」ではそれなりの結果となったが、パワーよりも省電力性能を重視したCPUを搭載していることを考えると妥当なところだろう。
ウェブ閲覧や文書作成など、日常的な作業の性能を計測する「PCMark 8 バージョン2」の「Home conventional」では「2239」と、そこそこ高めの結果が出ている。総合的な性能を計測する「PCMark 7」と「PCMark Vantage」でも悪くないスコアだ。これだけの結果が出ていれば、ほぼすべての作業においてマシンをストレスなく快適に使える。
(次ページ「ゲームによって画質や解像度を変更すれば快適に遊べるはず」へ続く)
この連載の記事
-
第4回
デジタル
相性抜群! 7スタイルの「dynabook KIRA L93」でデジタイザーを使いこなす -
第3回
デジタル
WQHDでCore i7の「dynabook KIRA L93」は写真編集にも活躍 -
第2回
デジタル
「dynabook KIRA L93」をさらにデュアルディスプレーで使うと作業が捗る -
デジタル
東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ!<目次> - この連載の一覧へ