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今度こそあの頂へ! ミクGTプロジェクト7年目の正直 第12回

今年もSUGOのマモノに勝てず! ミクZ4、2戦連続無得点

2014年07月26日 15時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸

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予選と決勝が1日で行なわれた第4戦
ミクZ4は苦しい結果に……

 2014シーズンもこのSUPER GT 第4戦 スポーツランドSUGO(7月19~20日)をもって折り返し地点となった。われらが初音ミクZ4の成績は優勝、優勝、16位(ノーポイント)で、ポイントランキングの1位を譲ってはいない。しかし、2位に3ポイント差と詰められているだけに、チャンピオンシップのためにもここで一気に突き放したいところ。だが、SUGOはミクZ4と相性が良くないサーキット。ミクGTプロジェクトが発足してから7年間、一度も良い成績を残したことがないのである。

 悪い予感はそのまま現実のものとなる。まず、予選日にレースができないほどの濃霧に包まれ、予選が決勝日に延期となった。とはいえ、ここまでは昨年優勝したオートポリス戦と同じ展開なので、もしかしたらということもある。

 今回の予選はいつものノックアウト方式とは違って、どちらのドライバーが走ってもいいため25分間でタイムアタックをし、ベストタイム順にグリッドが決まるという一発勝負になった。しかも、朝イチから行なわれたため、全チームが練習走行をする時間もなくぶっつけ本番だったのだ。そんな中、GOODSMILE RACING & TeamUKYOは名手・谷口信輝選手にすべてを託す。ドライバー交代を行なわず、ひたすら谷口選手にアタックしてもらう作戦だ。

 霧は晴れたが、微妙に雨が降ったり止んだりする難しい天候。そのうえ、ミクZ4はウェイトハンデ80kgを背負っている。谷口選手はそれでも「1'28.883」を刻むが、ライバルたちも速さを見せて、ミクZ4は10番手タイムだった。


(次ページでは、「大波乱・大混乱の決勝レース」)

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