レンズ周囲に6灯のLEDライトを装備!
顕微鏡モードも使えるリコー「WG-4 GPS」
リコーの「WG-4 GPS」は、水深14mの防水性能に高さ2mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐寒性能を備えるタフネスコンデジである。
製品名にも明記されているが、GPSを内蔵し撮影時の位置情報や移動のログを記録可能。また気圧系や高度計、水深計、電子コンパスを内蔵している。まさにアウトドアのお供に最適なコンデジになっている。
今年の3月に発売された最新機種で、実売価格は本体カラーで多少の誤差はあるが、最安値ベースでは2万5000円前後で入手できる。
撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサーで、有効画素数は約1600万画素となる。感度はISO 125からISO 6400まで設定可能で、レンズは光学4倍ズーム(35mm判換算で約25-100mmに相当)となる。
広角側の開放F値はF2.0ととても明るく、手ブレ補正機能はセンサーシフト方式と電子式のデュアル手ブレ補正を内蔵している。
見た目はかなりゴツイ印象でまさにアウトドアのための道具といった感じだ。しかし、ゴツイとってもそれほど大きいわけではなく、コンパクトデジカメの範疇に収まるサイズ感だ。
光学ズームを内蔵しているが、電源のオン/オフ時やズーム操作でのレンズの繰り出しはなく、使用時も収納時もフラットなまま。レンズの周辺にはLEDが6灯円形に配置されていてマクロ撮影時や暗い場所での補助照明に使用することが可能だ。
撮影モードはフルオートからマニュア系まで豊富に揃っている。特徴的なのが「顕微鏡モード」で、レンズ先端に専用のアダプターを装着してレンズを下向きにし、被写体に乗せることでレンズ直前の被写体を撮影することができる。
この際にはLEDで画面内を均一に照らすことが可能。ズームも動作するのでかなりの拡大撮影が可能になっている。
フルHD動画の撮影機能やエフェクト系の機能も豊富で撮影時だけでなく、記録されている画像にも効果を加えることが可能だ。イベント時に持ち出すだけでなく、日常的にも便利に使える機能が満載だ。
感度別撮影サンプル
最高感度はISO 6400まで設定可能。ノイズはISO 400くらいから出はじめているが、目立つのはISO 1600以降。ISO 800以降はディテールへの影響が見られる。実用性があるのはISO 1600くらいまでだろう。
(次ページへ続く、「ISO 409600設定が可能なソニー α7S」)
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