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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第91回

夏スマホのAQUOS、ARROWS、Xperiaのカメラ最強を決めた

2014年07月21日 18時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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翻訳キャプチャーが便利そう
AQUOS ZETA

 AQUOS ZETAのカメラ機能では、以前のソフトバンク版のAQUOS Xxと同様に全天球撮影をはじめ、フレーミングアドバイザー、リアルタイムHDR、NightCatch 2が目立った新機能である。

カメラに写した文字列を検索する「検索ファインダー」に被写体の配置をアドバイスしてくれる「フレーミングアドバイザー」

 またカメラを使った検索キャプチャー、翻訳キャプチャーという機能もある。画面内の文字を読み込んで、検索や翻訳をする機能で、たとえば英文のウェブページやPDFの資料を、翻訳してくれる。なんとなく意味がわかる程度だが、自分で文字を入力することなく翻訳できるのが便利だ。

翻訳キャプチャーでは画面内の英文などを翻訳してくれる

わかっていたけどシンプル過ぎる印象
ARROWS NX

 ARROWS NXの場合、やはりカメラのUIがシンプル過ぎる。ここまで無いか! と思うほど。さすがに自分でカメラの設定を調整したい人にはちょっと物足りないだろう。

 とはいえ、HDR撮影、動画には手ブレ補正、連写機能、パノラマ撮影などが用意されている。また連写をしたあとに、画面を横にフリックするだけで画像を確認できるのは便利だ。

非常にシンプルなARROWSのカメラ機能。HDR撮影などはあるが、凝った撮影はアプリでということ?

豊富な撮影モードと
シーン設定を楽しむXperia ZL2

 ドコモ版のXperia Z2と同じく4Kビデオ、タイムシフトビデオ、ARエフェクト、クリエイティブエフェクトといった機能が目玉。

 マニュアルモードにすると豊富なシーン設定があり、特に花火大会が多い時期を考えると「打ち上げ花火」という設定を見ると試してみたくなる。またARエフェクトもPlayストアから追加ダウンロードができるので、いろいろ楽しめるはず。

カメラでいろいろ楽しめる機能が多いXperiaシリーズ。右はクリエイティブエフェクトを適用したところ

ARエフェクトではフレーム内に自動でグラフィックが追加される

背景部分のボケを強めてくれる機能もある

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