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3万円台の“with Bing”ノート「11P1200-C-FEM」は性能十分安さも十分-ユニットコム“iiyama PC”
2014年07月24日 09時00分更新
ボディの仕上げも丁寧で基本スペックも十分
11P1200-C-FEMは、11.6型ディスプレーを搭載したモバイルノートPCだ。ボディカラーは、シルバーグレーを基調にした落ち着いたカラーであり、ボディデザインもオーソドックスではあるが、丁寧な作りで低価格製品にありがちな安っぽさは感じられない。パームレスト部分がヘアライン風仕上げになっていることも、高級感を演出している。
本体のサイズは幅292×奥行210×高さ22.7mmで、重量は1.3kgである。本製品はいわゆるUltrabookではないが、本体サイズ、重量ともに同サイズのUltrabookと比べても遜色はなく、携帯性は優秀だ。
CPUとしては、Celeron N2830(2.16GHz)を搭載する。Celeron N2830は、開発コードネームBayTrail-Mと呼ばれるインテルの最新SoCであり、いわゆるチップセットの機能もワンチップに統合していることが特徴だ。デュアルコアで基本動作周波数は2.16GHzだが、自動オーバークロック機能の「Burstテクノロジー」により、最大2.41GHzまで動作周波数が向上する。
Core iシリーズよりも下位に位置するCPUではあるが、動作周波数が高く、デュアルコアであるため、一般的な利用ならパフォーマンスは十分だ。メモリーは、標準で4GB実装されており、最大8GBまで増設が可能だ。ただし、SO-DIMMスロットは1基しかないので、8GBに増設する場合は、標準で実装されている4GB SO-DIMMを外して代わりに8GB SO-DIMMを装着する必要がある。
Windows 8.1 with Bingは、いわゆるWindows 8.1 Update相当であり、従来のWindows 8.1より少ないメモリーでも快適に動作するようにチューニングされているため、標準の4GBでもメモリー感じることは少ない。ストレージとしては、500GB HDDが搭載されており、基本スペックは十分だ。
ディスプレーは11.6型で、解像度は1,366×768ドットと標準的である。14型でこの解像度だとドットピッチが粗く感じてしまうが、11.6型だとちょうどよい精細感だ。輝度や発色、コントラストについても満足できるレベルだ。
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