2160×1440ドットでアスペクト比3:2の液晶ディスプレー
液晶ディスプレーのサイズは12型で、解像度は2160×1440ドット。一般的にはアスペクト比16:9のタブレットやPCが多いなか、3:2の比率はちょっと特殊だ。デスクトップでの作業では特に違和感を感じることはなかったが、動画やゲームなど16:9のディスプレー向けに最適化されたコンテンツでは、上下に黒い帯が表示されることもある。その反面、デジタル一眼レフで撮影した写真や一部のアプリでは、画面に余計な空きスペースがなくて見やすい。どちらがいいかは、好みの問題だと言える。
画素密度は約216dpiで、表示は非常に精細だ。標準ではWindows 8.1のスケーリング設定によって150%に拡大表示されているが、等倍の100%に変えても文字はある程度判別できる。液晶ディスプレーの色味については取り立てて優れているわけではないが、問題なく利用できる範囲内だろう。ただし画面の端でやや色ムラがあるように感じたが、発売前の試用機であるためかもしれない。