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今日発売! 話題の「Surface Pro 3」を徹底レビューだ!!

2014年07月17日 10時00分更新

文● 高橋量

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2160×1440ドットの12型液晶ディスプレーを搭載した「Surface Pro 3」

 2014年夏にリリースされるPCの中で、もっとも話題を集めているのが日本マイクロソフトの「Surface Pro 3」だ。前モデル「Surface Pro 2」からデザイン面でもスペック面でも大きな進化を遂げ、より魅力的なモデルに仕上がっているため、メインマシンとして購入を検討している人も多いはず。

 そこで今回は、発売前の試用機を使って、Surface Pro 3の使い勝手と性能について紹介したい。

試用機の主なスペック
製品名 Surface Pro 3
CPU Intel Core i5-4300U(1.9GHz)
メインメモリ 8GB
ディスプレー(最大解像度) 12型(2160×1440ドット)、アスペクト比3:2、マルチタッチ対応
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵)
ストレージ 約256GB SSD
光学式ドライブ -
通信機能 無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
インターフェース USB 3.0端子×1、Mini DisplayPort、Bluetooth 4.0、500万画素ウェブカメラ(リア/フロント)
メディアスロット microSDメモリカード
テレビ機能 -
センサー 照度、加速度、ジャイロ、電子コンパス
本体サイズ/重量 約幅292×奥行き201.3×高さ9.1mm/約800g
バッテリー駆動時間 約14時間(JEITA1.0)/約11.5時間(JEITA2.0)
OS Windows 8.1 Pro Update(64bit)
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2013(SP1)
主な付属品 Surfaceペン

高いデザイン性を追求した「Surface Pro 3」

 Surface Pro 3を実際に手にしてみると、その質感の高さに驚かされる。光沢を抑えたボディは高級感があり、サラサラとしたマットな手触りも上々。ボディカラーが明るいシルバーということもあり、油脂による汚れはまったく目立たない。底面部やキックスタンドはエッジの立った作りで、非常にシャープな印象を受ける。

マグネシウム合金製のボディは質感が非常に高い

全体的にエッジが立ったシャープな造りで、デザインは洗練されている

 ボディ素材の薄さと軽さ、そして強固さについても相当なものだ。キックスタンドに触れてみるとわかるのだが、金属だとは思えないほど薄くて軽いにも関わらず、かなり強い力を加えてもたわむことがない。ボディ素材については前モデル「Surface Pro 2」と同じ「VaporMg」が使われているのだが、外観的な完成度の高さはSurface Pro 3のほうが格段に上だ。旧モデルでは薄手の箱のような印象で内部に空きスペースがあるようにも感じられたが、新モデルでは1枚の板のように中身がキッチリと詰まっている。

キックスタンド部分は非常に軽くて薄いものの、確かな剛性が確保されている

 そのキックスタンドについては、最大150度まで無断階で角度を調整できるようになった。スタンドを閉じた状態からおよそ30度程度までは軽い力で調整できるが、一定の角度を超えると強めに動かす必要がある。そのぶん安定感は抜群で、タッチ操作時やペン入力時のグラつきはまったくない。

キックスタンドと本体はマグネットで固定。軽く力を入れれば、30度前後までは簡単に開く

キックスタンドを150度まで開いた状態。可動部に特殊なヒンジが仕込まれているのがわかる

キックスタンドの角度を変えることで、ほぼ直立した状態から寝かせた状態に調整できる

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