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教育や研究・開発の現場で用いるUSB計測器にベーシックラインが拡充

日本NI、USBデータ収録機の低価格モデルを発売

2014年07月16日 15時58分更新

文● 行正和義

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NI USB-6000(6001/6002/6003もほぼ同一のデザイン)

 米ナショナルインスツルメンツの日本法人、日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は7月16日、USBマルチファンクションデータ集録製品のベーシックラインモデルを拡充した。

 USBマルチファンクションデータ集録機は、各種の計測機器を接続し、USB経由でパソコンでデータを転送し、各種分析やデータロギング、電子回路のデバッグなどに用いる装置。

各種センサーや計測装置、信号線を接続するターミナルが側面に並ぶ

 新たにラインナップしたのは「NI USB-6000/6001/6002/6003)の4製品。チャンネル数はいずれも8チャンネルで、分解能は12bit(6000)~16bit(6003)、サンプリングレートは10kS/秒(6000)~100kS/秒(6003)、双方向デジタル入出力数4(6000)~13(60003)などスペックが異なる。

 パソコンに接続すればすぐにセットアップできるプラグ&プレイで動作電源もUSB給電のため利用は簡単。価格は6000が1万7712円、6001が2万2464円、6002が3万4344円、6003が5万9400円。学生の人でも導入できる価格帯ながら、本格的な研究開発に利用できる精度を持ち、同社の計測/テスト/制御システム開発用の開発ソフトウェア「NI LabVIEW」などと組み合わせることでさまざまな利用が可能という。

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