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利用者相談窓口を代行、マルウェア感染調査/駆除など実施

トレンド、ネットバンキング詐欺対策サービスを金融機関に提供

2014年07月17日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 トレンドマイクロは7月16日、インターネットバンキング利用者をオンライン詐欺などから保護する「金融機関向けインターネット不正送金対策サービス」の提供を開始した。今後3年間で40金融機関との連携を目指す。

 同サービスは、トレンドマイクロが金融機関や金融機関向けシステム運用会社と連携し、インターネットバンキング利用者向けの相談窓口(コールセンター)を運用するもの。利用者からの問い合わせに対し、担当オペレーターがオンライン詐欺などで使われるマルウェアの感染有無を調査、分析し、駆除作業も支援する。感染有無は、利用者のPCログ採取や分析を通じて行われるもので、トレンドマイクロ製品を導入していない利用者にも対応する。

 また、提携金融機関向けのサービスとして、金融機関からの問合せやマルウェア解析依頼に24時間365日体制で対応する。そのほか、利用者相談窓口への問い合わせ状況をまとめた月次レポートの提供、定期報告会、セキュリティ技術者からの脅威情報共有なども実施する。さらに、金融機関が指定するドメイン(URL)を悪用するフィッシング詐欺サイトの早期発見サービスも提供するとしている。

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