続いての文字入力テストは
日本語入力を売りにするARROWS NXが勝利
続いて文字入力のテスト。これはGmailの新規作成画面で以下の文章を入力する。
「お世話になっております。ライターの小林です。明日の13時にASCII.jpの件、よろしくお願いいたします。」
片手操作のみで3回入力し、ストップウォッチで計測した。いつものように全文入力している。Xperia ZL2だけは片手操作用のモードに切り替えてのテストも行なっている。
AQUOS ZETA | ARROWS NX | Xperia ZL2 | |
---|---|---|---|
入力プログラム | iWnn IME-SH edition | Super ATOK ULTIAS | POBox Plus |
最速タイム (通常/片手モード) |
39秒62 | 38秒20 | 42秒43/34秒46 |
平均タイム (通常/片手モード) |
46秒35 | 43秒63 | 49秒21/37秒62 |
このテストではARROWS NXが最速、平均タイムともにトップ。常に40秒台か30秒台という好成績だ。予測変換は使っていないが、変換候補の並びが最適で、確実に文字を入力できる印象。実は入力しているときは「速い」とは思わず、タイムを見て驚いた。
一方、AQUOS ZETAは前サイクルで紹介したAQUOS Xxと同じく、右にキーボードが寄った形である。5.4型液晶搭載で横幅がある割には片手操作がスムーズで押し間違いも無く、絶妙なキーボードサイズと言える。
Xperia ZL2はドコモの2機種にちょっと差をつけられた。キーボードの端にある「あ」のキーや変換候補が若干遠く感じた。これは本体の厚み(約10.8mm)の影響もあるように感じる。とはいえ最速で42秒台なので、少し前までなら十分トップを狙えるような数字だ。またキーボードはワンタッチで縮小でき、これで一気に入力しやすくなる。Xperia ZL2はキーボードを縮小で使ったほうが明らかに良かった。
起動時間は20秒台の
AQUOS ZETAの勝ち
起動時間のテストは電源ボタンを長押ししてから、ロック画面が表示されるまでを3回計測。これは以下の通りとなった。
AQUOS ZETA | ARROWS NX | Xperia ZL2 | |
---|---|---|---|
最速タイム | 20秒61 | 27秒27 | 33秒42 |
平均タイム | 21秒19 | 29秒29 | 33秒45 |
AQUOS ZETAが20秒で最速。ドコモのロゴが長く表示されたあと、Xiのロゴ、防水の注意文、AQUOSとAndroidのロゴが同時表示と続く。
2位は27秒のARROWS NX。こちらもドコモ、Xiのロゴ、防水の注意文と続き、ARROWSのロゴが少しアニメーションをして表示され、ロック画面となる。
3位は33秒台のXperia ZL2。ソニー、Xperiaのロゴのあと波打つイメージのアニメーションが表示され、auのロゴと防水の表示でロック画面になる。
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