液体窒素による極冷を想定したコールドバグ軽減機能を備えるGeForce GTX 780 Ti搭載ビデオカード「MATRIX-GTX780TI-P-3GD5」がASUSから発売された。
極冷時にメモリーの霜を溶かす「Memory Defroster」をサポート、メモリー周りの凍結で起動に失敗するコールドバグを軽減できるという、オーバークロッカー向けのハイエンドビデオカード。なお、同じ機能を備えたRadeon R9 290X搭載の「ROG MATRIX-R9290X-P-4GD5」がすでに発売済みだ。
そのほか、高温下において5倍の長寿命を実現したコンデンサー「Black Metallic Capacitor」や、低温動作のチョークコイル「Super Alloy Choke」など、高品質コンポーネントで構成される「Super Alloy Power」を搭載する。
搭載クーラーは、ヒートパイプをGPUに密着させた強力かつ静音な「DirectCU II」。主なスペックは、コア/ブースト/メモリーの各クロックが1006MHz/1072MHz/7000MHzにオーバークロック。ビデオメモリーがGDDR5 3GB。出力インターフェースはDVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1という構成で、補助電源コネクターは8ピン+8ピン。付属品として6ピン(x2)→8ピン電源変換ケーブルが付く。
価格は11万2936円。パソコンショップアークとツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。