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組み込み用途にも普及するラズベリーパイ

Rasberry Piの組み込みモジュール開発キットが発売

2014年07月11日 19時59分更新

文● 行正和義

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Rasberry Piコンピュートモジュール開発キット(手前がRasberry Piコンピュートモジュール本体)

 電子・電気部品の通信販売を行うアールエスコンポーネンツは7月11日、Rasberry Piを使った業務用機器を開発するための「Raspberry Piコンピュートモジュール開発キット」を発売した。

 Raspberry Piは英Raspberry Pi財団が開発した名刺サイズのLinux搭載マイコンボード。HDMI/ビデオ出力やUSBインターフェースを備え、学習用コンピュータキットなどとして人気のボードとなっている。

 「Raspberry Piコンピュートモジュール」は、Raspberry Piを組み込み用に使えるように小型化したもので、機能的には一般的なRaspberry Pi MODEL Bと同一ながらサイズはノートパソコン用メモリーモジュールとほぼ同じ。インターフェースはDDR2 SODIMMコネクターを採用する。

メモリーモジュールのようにSODIMMソケットに挿して使用する  

 「Raspberry Piコンピュートモジュール開発キット」は、このコンピュートモジュールと、モジュールを挿すためのの拡張基板のセット。拡張基板側にはHDMI出力コネクターやUSBのほか、各種インターフェースのためのピンヘッダを備える。

 価格は2万3220円。アールエスコンポーネンツ通販サイトRSオンラインで販売するほか、今年秋にはモジュール単体での販売も予定しているという。

■Amazon.co.jpで購入

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