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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第363回

案外ブレない! シグマ「dp2 Quattro」で撮った猫たち

2014年07月11日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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キリっとした表情がすごくいいので、前回に引き続き登場のおばあさん猫。人生の年輪がうかがえます。細くてふわっとした毛の描写力も文句なし(2014年7月 シグマ dp2 Quattro)
キリっとした表情がすごくいいので、前回に引き続き登場のおばあさん猫。人生の年輪がうかがえます。細くてふわっとした毛の描写力も文句なし(2014年7月 シグマ dp2 Quattro)

 前回に引き続き、シグマ「dp2 Quattro」(dp2クアトロ。略してdp2Q)で猫を撮った話をしよう。

 前回は這いつくばった写真を中心にお届けしたので、今回はさほど這いつくばらずに、普通に撮った写真で迫るとしよう。

 人はなぜdp2Qを使うのか。それはdp2Qならではの画質に惚れ込むから。そう言っちゃうと大げさなんだけど、dp2Qの画質にはそれだけの魅力があるのだ。

 すごく21世紀的な画質なのだ。完全デジタル時代の画質というか。

 昔のデジタルカメラは、プリントして鑑賞することを目指して画質を上げてきた。現代のデジタルカメラはそれに加えて、撮影の幅を広げることに力を入れてきた。

 かつては撮影しなかったような場所で撮ることが増えた……具体的には室内や暗所。明るい場所でも暗い場所でもストロボを使わないで撮るのが当たり前になると、手ブレしないカメラ、暗くてもしっかり撮れるカメラが求められるようになった。それが現代のデジカメだ。

 dp2Qはちょっと違う。大きな画面で等倍表示しても隅々までシャープに写っているのだ。等倍表示の鑑賞に堪えられる画質といっていい。手ブレ補正はないし、暗所には弱いけど、画質的には「これぞデジタル」というディテールの描写力が21世紀的なのだ。ディテールがキリッと締まっているからこそボケもまた際立つのだ。

 シグマは交換レンズメーカーでもあるのだが、シグマの最近のレンズもそんなテイストを感じる。

 そんな能書きを垂れててもしょうがないので、写真をば。

 前回、白い長毛猫の写真を載せたけど、冒頭写真はその別バージョン。キリッとした目元とその前後のボケに注目。

耳の辺りを拡大表示してみた
耳の辺りを拡大表示してみた

 等倍表示するとこれだけきれいに毛が表示されてる。素晴らしい。

 で、実はこのおばあさん猫、姉妹なのだ。どっちもメスだよといってたので姉妹なのである。

 こちらの茶色いふさふさがそう。この子も人なつこくて撫でてやると気持ちよさそうにする。このふさふさな毛で夏を越すのは大変だろうと思うががんばっていただきたい。

姉だか妹だかわからないけれども姉妹の片割れ。毛並みはそっくりだが色が違う。毛を撫でて整えてやるとすごく気持ちよさそうにしてくれる。足下で毛繕いするところを、シャッタースピードをあげて撮ってみた(2014年7月 シグマ dp2 Quattro)
姉だか妹だかわからないけれども姉妹の片割れ。毛並みはそっくりだが色が違う。毛を撫でて整えてやるとすごく気持ちよさそうにしてくれる。足下で毛繕いするところを、シャッタースピードをあげて撮ってみた(2014年7月 シグマ dp2 Quattro)

 私の足下にごろんと転がって毛繕いをはじめたので、毛繕いをはじめたので、舌を出した瞬間を狙ってパシャリ。

 dp2Qは手ブレ補正機能を持たない上にほんのわずかなブレも記録してくれちゃうので手ブレしたらどうしよう、と思うのだけど、しっかり構えて撮ればけっこうブレないのである。

 ボディーがしっかりしてる上に、撮影時の振動(シャッターが動作するときの微妙な振動とか)が少ないのだ。

(次ページに続く、「暗い場所ではブレないように注意!」)

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