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2製品とも8月より販売開始

ドローンの次はこれだ! パロットが新型ヘリ&地上走行ロボ

2014年07月10日 19時05分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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仏Parrotが超小型の玩具ロボット2製品を発表

 仏Parrotは7月10日、超小型の飛行型ドローン(無人機)「Rolling Spider」および地上走行ロボット「Jumping Sumo」を発表した。8月より家電量販店やオンラインストアで販売し、価格はRolling Spiderが1万2800円、Jumping Sumoが1万9800円。

小型クアッドコプター「Rolling Spider」(左)と約80cmのジャンプが可能な地上走行ロボット「Jumping Sumo」(右)

 Rolling Spiderは重量55g、手のひらサイズのコンパクトなクアッドコプター。3軸加速度計および3軸ジャイロスコープで動きや傾きを細かく計測し、オートパロット機能で位置を補正する。60fpsの垂直カメラセンサーにより速度も自動調整されるため、安定した飛行が可能で、屋内・屋外を問わずに遊ぶことができるという。最大約20メートルまで上昇でき、4メートルまでの高度は超音波で分析、それ以降は圧力センサーにより制御する。また、モーター停止中でも機体が空中に投げられるとセンサーが反応して、自動的に空中で姿勢を制御し、指示待機モードに入る機能を搭載している。付属する2輪のホイールを取り付ければ、壁を駆け上がるような動作も可能だ。

最大約20メートルまで上昇可能

 操縦には無償のAndroid/iOSアプリ「FreeFlight 3」を使用。Bluetooth経由で機体と接続する。離陸ボタンで飛行を開始し、スマホやタブレットを左右に傾けることでRolling Spiderが左右に移動、操作画面のスワイプによる90度旋回や180度回転にも対応する。垂直カメラによるスナップショットの撮影も可能だ。

 550mAhリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、稼働時間は約8分。カラーは赤、青、白の3色で、鼻の下に貼り付けられる12種類の「口」により個性を演出できるという。

 Jumping Sumoは、格納式タイヤを備えた小型の地上走行ロボット。秒速2メートルで走行し、90度や180度の回転を瞬時にこなすほか、スプリングマウントシステムによる最大80cmのジャンプが可能。落下の際には必ずタイヤから着地できるよう姿勢を制御するという。

タイヤの幅を変えることで、安定走行や小回りのきく調整ができる

 操縦にはRolling Spiderと同じく「FreeFlight 3」を使用。Wi-Fi経由で接続する。スピン&ジャンプ、ひっくり返る、ものを押すなどの動作が可能なほか、「Road Plan」機能でコースやアクションをプログラミングできる。また、スマホやタブレットの操作画面には機体の正面カメラの映像がライブ配信される。Micro-USBメモリーを挿入すれば、写真や動画を保存できるという。

 駆動時間は約20分。黒&赤、白&黒、カーキ&黄の3色展開で、3種類のステッカーが付属する。

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