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アジアでのネット調査サービスが12カ国1000万人へ、GMO

2014年07月06日 17時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 「ASIA Cloud Panel(アジア クラウド パネル)」は、アジアの消費者をモニターとしてインターネット調査を行い、その結果を提供するサービス。同サービスを運営するGMOインターネットグループのGMOリサーチは、アジアの調査対象地域を拡大したと発表した。

 既存の日本と中国、韓国、台湾、ベトナム、タイ、インドに加え、マレーシアとインドネシア、フィリピン、シンガポール、香港を新たにラインナップ。12カ国・地域で1000万人超のモニターを要し、アジア最大クラスの規模をうたう。

「ASIA Cloud Panel(アジア クラウド パネル)」の対象エリアマップ
「ASIA Cloud Panel(アジア クラウド パネル)」の対象エリアマップ

 モニターはアンケートに協力する会員1人ひとりのことで、パネルはモニターの集合体。同サービスの規模拡大は、マレーシアに拠点を置くNEXLAB Sdn Bhd,が運営する大手モバイル情報サイト「mobile88」と、アジア11カ国でサービスを展開している総合調査会社のACORN Marketing & Research Consultantsとの消費者パネルの連携による。

「ASIA Cloud Panel(アジア クラウド パネル)」の対象エリア一覧
「ASIA Cloud Panel(アジア クラウド パネル)」の対象エリア一覧

 同サービスでは、複数サイトの調査パネルから調査内容に適した属性のモニターを検索・抽出することで、モニターの偏りを最小限に抑えた調査が可能。モニターに対する定期的な属性調査を実施し、性別や年齢、居住地域をはじめ、職業や業種、嗜好品の利用状況、所有する家電製品に至るまで、詳細かつ最新の属性情報を持つのも強みだ。アジアでマーケティングを展開する際には使い勝手が広がりそうだ。

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