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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第38回

ハンドクラフトマーケットともう無くなっては困るSquare

2014年07月04日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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サンフランシスコの公園で行なわれたハンドクラフトのイベント。カード社会のアメリカではこんなイベントでもSquareによるクレジットカード決済は欠かせなくなっています

冬のように寒い!? サンフランシスコの夏

 寒い寒いサンフランシスコ周辺ベイエリア北部の夏。冷たい海流が上がってくる太平洋岸の海水に冷やされ、厚い霧に覆われる日もしばしばです。

 ウィットの達人でトムソーヤの冒険の作者としても知られるマーク・トウェインの発言とされている言葉「私が過ごした最も寒い冬は、サンフランシスコの夏だった」。実際は本人の言葉ではないそうですが、夏場のサンフランシスコを良く言い当てていると思います。

夕方から夜にかけて、バークレーの丘にも霧がかかる。海から冷たい風が入り、こういう日はかなり冷え込む

 こうしたウィットを受けてか、Googleに買収されたことでも有名になったスマート・サーモスタットのブランド「Nest」は、サンフランシスコからシリコンバレーを抜けて、遠くロサンゼルスまで続く高速道路US-101沿いに、「It’s summer in SF. Time to save on heating.」というコピーの屋外広告を出していました。サンフランシスコに夏が来た。さあ、暖房の節約をしよう。といったところでしょうか。

 しかし霧が出ない日は、冷たい強風も控えめで、ちょうど東京の5月のようなカラリとした晴天を楽しむ事ができます。そんな朝は、MacBook ProかiPad miniをもって、近所にある公園Live Oak Parkへ出かけて、沢沿いのバーベキュー用のテーブルに座って仕事しています。

 しばし、写真でLive Oak Parkの朝をご覧下さいませ。


大きな地図で見る

晴れた日の朝のLive Oak Park。芝生の広場はリスが走り回り、散歩中の犬が集まってくる

中規模以上の公園にはバーベキューエリアが用意されており、予約して利用できる。朝は誰も使っておらず、散歩中の人がコーヒーを片手に本を読んだりしている。木漏れ日の中での仕事は心地よい

公園の東西には、すぐ背後の丘から流れ出した沢が走っており、子どもたちが水遊びをしているが、水はとても冷たい

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