仮想通貨「ビットコイン(BitCoin)」向けに米ベンチャー企業ロボコインが開発したビットコインATM「Robocoin(ロボコイン)」が4月、日本に初上陸して話題となったが、このたび新たにビットコインATMのレンタルサービスが発表された。ビットコインの国内普及が加速するかもしれない。
今回、レンタルで使用されるのは米ベンチャー企業ラマスが開発・製造するビットコインATM「Lamassu(ラマス)」。先のロボコインの輸入と、ラマスのレンタルサービスはともに、各種輸入品を取り扱う来夢(三重・鈴鹿)が手がける。
レンタル内容はラマス1台とスタッフ1名で、設置や使用方法、運営実務のほか、不正取引防止としてのKYC(顧客確認)とAML(マネーロンダリング防止)対策のノウハウについてのコンサルティングも行う。レンタルサービスの開始は9月中旬を予定しているが、費用をはじめその他の詳細は後日公表される。
ラマスは現金でビットコインを購入する専用機で、ビットコインのQRコードをATMにスキャンさせ、現金を挿入すればビットコインを入手できる。ビットコインを現金化することはできない。