パナソニックは7月1日、同社の情報システム子会社であるパナソニックITソリューションズの全株式を富士通に譲渡し、パナソニックグループの情報システム関連業務を富士通と日本IBMの各子会社にアウトソーシングすることを発表した。
全株式の譲渡によってパナソニックITソリューションズは富士通の完全子会社となり、「富士通ITマネジメントパートナー」と商号変更した。今後は従業員500名体制となる。従来の業務であるパナソニックグループ向けの情報システム(以下、ICT)の運用/保守/開発は、アウトソーシングサービスとして請け負う。
また、パナソニックITソリューションズの従業員のうち約400名は、日本IBMの子会社である日本IBMサービスに転社する。こちらも同様に、パナソニックグループ向けIT業務を、アウトソーシングサービスとして提供していく。