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auも月2700円で音声定額、家族には通信量をプレゼント可

2014年06月25日 14時50分更新

文● ASCII.jp編集部

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 KDDIは、都内で記者発表会を開催。その中で、月2700円(税抜、以下すべて同様)で国内音声通話が定額になる「電話カケ放題プラン」を含む、新料金プランを発表。「カケホとデジラ」の名称でプロモーション展開を行なう。サービススタートは8月13日だが、7月1日から先行して音声定額が利用できるキャンペーンなどを開始予定。

 国内音声定額が月2700円なのは、先行してスタートするドコモ/ソフトバンクと同様だが、au独自の内容がデータ定額。月2GBで月3500円、月5GBで月5000円までは、こちらも同じながら、auは月3GB、月8GB、月13GBのプランも用意。さらに月10GBのプランは8000円と他社に比べて格安感をアピールしている。

レイトマジョリティ層にスマホを普及させていくうえで、より細かな段階を付けた料金を設定した

(すべて税抜) au ドコモ ソフトバンク
基本プラン(音声定額) 2700円 2700円 2700円
ISP料金 300円 300円 300円
データ定額 2GB 3500円 3500円 3500円
3GB 4200円
5GB 5000円 5000円 5000円
8GB 6800円
10GB 8000円 9500円 9500円
13GB 9800円
15GB 1万2500円 1万2500円
20GB 1万6000円 1万6000円
30GB 2万2500円 2万2500円

 さらに追加チャージ(「データチャージ」)も可能で、1GBあたり1000円、もしくは500MBあたり550円。有効日数を62日と長めに設定している。

 家族向けのパケット定額については、他社ような分け合いではなく、未使用の通信容量のうち500MB単位で他の家族にプレゼントできる(「データギフト」と呼んでいる)というスタイルを取っている。これはデータ分け合いでは、家族間で通信量を使うことを遠慮し合ったり、争いが起きたりするのを避けるとともに、データをあまり使わないシニア層から子供の世代にプレゼントするといった状況が想定されているようだ。「データギフト」のスタートは12月を予定している。

都市生活の家族を意識した料金システムという表現もなされた

他社の家族間の通信量分け合いが抱える問題、家族間で仲良く通信量をうまく分け合えるのかという部分を解決するのが「データギフト」。離れた場所に住んでいる家族などにも適しているとのこと

 また、6年目以上の長期ユーザーに対しては、3ヵ月に1度でデータ通信量が増量される「長期優待データギフト」も用意される。さらに、データ定額に加入しているフィーチャーフォンユーザーにもauスマートバリューの適用も開始する。


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