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5万1500商品以上の食物アレルギーをチェックできるアプリ

2014年06月24日 05時57分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ウィルモアは、同社が運営する食物アレルギーチェックアプリ「アレルギーチェッカー」をiOS/Android向けに無料提供しているが、同アプリでチェックできる商品点数が22日付で、5万1500点以上に増加した。3月15日時点では4万5000点以上となっており、随時、対応商品が増えている。

 同アプリは、気になる食物アレルギー物質(アレルゲン=アレルギー反応を引き起こす物質)が食品に含まれているかどうかをチェックできるもの。チェック対象とするアレルゲンを事前に設定し、スマホのカメラで商品パッケージ等に掲載されている一次元バーコードを読み取ることでチェックできる。

「アレルギーチェッカー」の利用イメージで設定したアレルゲン品目が含まれているかのチェック結果画面
「アレルギーチェッカー」の利用イメージで設定したアレルゲン品目が含まれているかのチェック結果画面

 設定できるアレルゲンの種類は、厚生労働省で表示を義務付けている「卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに」の7品目に加え、表示を推奨している「あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ、ごま、カシューナッツ」の20品目。アレルゲン品目の設定は随時変更可能となっている。

「クミタス」のトップページ
「クミタス」のトップページ

 同アプリは2011年に配信を開始しているが、ほかに同社では、食物アレルギーを持つ人や食事制限中の人向けの商品購入サイト「クミタス」を13年に開設。同サイトは、アレルゲンや制限食材を含まない食品を、Amazon.comやYahoo!ショッピング、楽天市場、セブンネットショッピングといった通販サイトを横断して検索できる機能を持つ。

 同社は、大手ネットサービス会社やコンサルティング会社、医療情報ベンチャーなどを経て石川麻由氏が09年に起業したベンチャー企業。食物アレルギーに特化したヘルスケアサービスを事業展開する。

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