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ロードリック・ラピン氏が代表取締役に就任

レノボ、IBMのx86サーバー事業を継承する新会社設立

2014年06月24日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月23日、レノボは、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ(以下、レノボ・エンタープライズ)を日本に設立したことを発表した。新会社は、主要各国における規制当局の承認およびx86サーバビジネスの承継手続きが完了した後、レノボが買収した日本IBMのx86サーバービジネスを承継。サーバーとサービス、エンタープライズソリューションを包括的に提供する。

新しいX6アーキテクチャを採用したIBMの4U/4ソケットのx86サーバー「IBM System x3850 X6」(2014年第1四半期から順次発表、発売予定)

 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズの代表取締役には、レノボ本社バイスプレジテントおよびレノボ・ジャパン代表取締役社長、NECパーソナルコンピュータ代表取締役執行役員社長兼務のロードリック・ラピン氏が就任。同氏は「現在のIBMのユーザ様をはじめ、日本のエンタープライズのお客様に対し、IBM x86サーバ製品、サービスを提供する体制を整えております。新会社の設立は私どもの日本のエンタープライズ市場およびお客様に対するコミットメントの証です。IBMからのスムーズな業務引き継ぎと、ThinkPadに代表される定評ある製品群とのワンストップショッピングの提供を実現してゆきます。当社はまた、IBMとの密な協力関係を維持し、業界トップレベルのx86サーバ製品のサポートと保守サービス、サーバソリューションを共に提供してゆきます」というコメントを発表している。また、承継手続完了後、日本の現IBM x86サーバ担当部門より役員を迎え入れる予定。

 新会社には検証センターを開設し、ユーザ企業やビジネスパートナにx86サーバと関連したシステムやソリューションを検証する施設を提供していく。この施設をはじめ、これまで通りx86サーバー製品のユーザーやパートナーの課題を解決するためのテクニカルなリソースを提供していくという。

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