オンキヨーは、現在同社が開発中のAVレシーバー上位モデル「TX-NR1030/3030」に、Dolbyの新サウンド技術「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)を搭載すると発表した。
また、すでに発売中のエントリーモデル「TX-NR636/838」についてもアップデートで対応する予定(9月頃の見込み)。
Dolby Atmosは従来のサラウンドスピーカーに加えてオーバーヘッドスピーカーを採用する映画館向け新サウンド方式。頭上を含めて映画館内のどの位置にでも音を精密に定位させたり、移動させたりでき、映画製作者の意図に合わせてよりリアルな音響効果を実現する。
この技術を採用した映画は2012年から登場しており、最新作では「アナと雪の女王」や「アメイジング・スパイダーマン2」、「ポリス・ストーリー レジェンド」など多数あり、7月公開予定の「GODZILLA」でも採用されている。
上述のAVアンプでは、従来の5.1/7.1/9.1などのシアターシステムに天井へ1組または2組のスピーカーを加えることでDolby Atmosの音響を楽しめる。また、スピーカーを天井に設置しなくてもDolby Atmosを楽しめるスピーカーシステムも今後発売予定とのことだ。