質問数が日本の人口を超えている!? YouTubeより閲覧時間が長いQ&Aサイト!?
Yahoo!知恵袋の天下だった! Q&Aサイトシェア早わかり
2014年06月30日 09時00分更新
『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』の他、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(以上、日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki
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ここ10年で膨れ上がったQ&Aサイト
Q&Aサイトとは、利用者が質問を投稿、公開し、質問を募って疑問を解決するサービスの総称だ。自ら質問せずとも、過去の質問と回答を参考にすることで解決したという人もいるだろう。Q&Aサイトの利用率やシェアはどうなっているのだろう。Yahoo!知恵袋、教えて!goo、OKWave、発言小町、そして海外の例を見ていく。
Yahoo!JAPAN運営の「Yahoo!知恵袋」開始は2004年のこと。サービスと同名のOKWave運営の「OKWave」は、それに先んじて2000年にOKWebとして開始、2005年に現在の名称となっている。なおOKWaveは「教えて!goo」や「nifty教えて広場」など多数と提携しており、システムはOKWaveが運営。教えて!gooなどに投稿された質問は別のQ&Aサイトでも見ることができる。
「発言小町」は読売新聞社運営のニュースサイトYOMIURI ONLINE内女性向け情報サイト「大手小町」内の投稿コーナーであり、1999年に開始している。「人力検索はてな」は2001年開始だ。どのサービスも、ここ10年前後で誕生しているというわけだ。その他、不特定多数の会員同士で質問・回答し合うものの他に、専門家が回答するもの、有料のものもある。
主なQ&Aサービス誕生年 | ||
---|---|---|
サービス開始年 | サービス名 | 運営 |
1999年 | 発言小町 | 読売新聞社 |
2000年 | OKWave(OKWeb) | OKWave |
2004年 | Yahoo!知恵袋 | Yahoo!JAPAN |
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