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いまや世界で使われている日本初のテクノロジー

QRコード開発チーム、日本で初めて欧州発明家賞を受賞

2014年06月19日 12時57分更新

文● 行正和義

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受賞の様子

 デンソーウェーブと豊田中央研究所は6月17日、ドイツ・ベルリンで開催された欧州特許庁が主催する欧州発明家賞において、QRコード開発チームが日本から初めて受賞したと発表した。

 欧州発明家賞(European Inventor Award)は、2006年から毎年1回、技術的・社会的・経済的に優れた発明を表彰する。5つの部門賞と一般投票で選ばれる「Popular Prize」で構成される。今回各部門賞には合計15組の発明がノミネートされ、QRコード開発チームは「非ヨーロッパ諸国部門」賞を逃したものの、Popular Prizeを受賞した。

 QRコードはデンソーウェーブ(旧:デンソー開発部門)により1994年に開発され、現在では日本のみならず世界中で広く普及し、工場の在庫管理や病院の記録、電子チケットの自動発券などさまざまな分野で使用されている。

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