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Firefox OSの勉強会開催 日本向け端末は1万8500円で販売

2014年06月17日 19時45分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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Firefox OSとしてはスペックが高いFlame
日本語入力も可能なシステムが提供される

ミドルレンジクラスの開発者向け端末ながら、なかなか美しいデザインの1台だ

 一方の「Flame」は、MozillaとT2Mobileとの提携によって作られた開発者向け端末だ。スペックは4.5型液晶(480×854ドット)、デュアルコアのSnapdragon 200 MSM8210 1.2GHz、GSM/W-CDMA対応と、世界的に見ればミドルレンジクラスとなる。メモリーは1GBだが、設定で256MB~1GBに変更できる機能は開発者向け端末らしい部分である。

背面はマットな手触り。新興国市場では欠かせないDualSIM仕様だ

前面下部にはホームキーのみ

アプリ用とユーザー用のストレージ領域は分離されていた。今回試した端末には開発中の2.1ベースのビルドが搭載されていたようだ

 出荷時点でのOSはFirefox OS 1.3の予定だが、開発者向けなので、3ヵ月に1度の安定版のアップデートはもちろん、毎日更新されるNightlyビルドや、1ヵ月に1度程度提供される比較的安定した「Foxtrot」と呼ばれるビルドなどを自由に導入できる。さらに日本の開発者向けには、Foxtrotをベースに日本語入力プログラム「iWnn IME」の試用版を含めた、日本語環境ビルドが用意される。

 販売はびぎねっとが行ない、Yahoo!ショッピング上で購入可能になるとのこと。

まだ技適を通っていないことで、USB経由でネットワークにアクセスした。OS自体はFlameのスペックでも快適に動作するが、PC用サイトを表示させると、そこそこ実用的といったレベルの動きで、スペック相応という印象だった

ギャラリーアプリの右上にはメニューと共有のボタンがある。このへんは比較的Androidに似通っている印象

iWnnが動作する端末は現状はまだ1.3ベースだった


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