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パーソナライズ対応!Google Appsでメールマガジン配信システム (2/5)

2014年06月16日 11時00分更新

文●掌田津耶乃

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回答用スプレッドシートを確認する

 フォームが作成できたら、送信フォームの内容を保存しておくスプレッドシートを確認しましょう。フォームのツールバーにある「回答を表示」ボタンをクリックすると、送信データを保管するスプレッドシートが開きます。

「回答を表示」ボタンをクリックし、スプレッドシートを開く

 もし「回答を表示」ボタンがなく、代わりに「回答先を選択する」というボタンが表示される場合、回答を保存するスプレッドシートがまだ用意されていません。このボタンをクリックし、ダイアログから保存するスプレッドシートのファイルを選択しましょう。「新規スプレッドシート」ラジオボタンを選択し、下に「メールマガジン登録(回答)」と入力して「作成」ボタンをクリックして新しいスプレッドシートを作ります。作成したら、「回答を表示」ボタンを押してスプレッドシートを開いてください。

「回答を選択」ボタンをクリックし、新規スプレッドシートを選んで新しいスプレッドシートを作る

 スプレッドシートには、最上列に「タイムスタンプ」「お名前」「メールアドレス」「興味があるジャンル」といった項目名が表示されます。このシートに、送信されたフォームの内容が保存されます。

フォームの内容を保存しておくスプレッドシート

スプレッドシートのIDをチェックする

 回答を受け付けるスプレッドシートのIDを確認しましょう。「ツール」メニューから「スクリプトエディタ...」を選んでください。

「スクリプトエディタ...」メニューを選ぶ

 上部にある「無題のプロジェクト」をクリックし、ダイアログでプロジェクト名を「メルマガ登録 (回答)」と入力します。

名前部分をクリックし、現れたダイアログでプロジェクト名を入力する

 スクリプトエディタの編集画面で、IDをチェックするスクリプトを以下のように記述します。

リスト1


function checkId() {
  Logger.log(SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getId());
}

 「ファイル」メニューから「保存」を選び、「実行」メニューから「checkId」を選び、スクリプトを実行します。

「checkId」メニューを選んで関数を実行する

 画面に「承認が必要です」というダイアログが現れます。すでにこの連載ではおなじみになったアクセス許可のための承認を求めるダイアログです。「続行」ボタンをクリックしてください。

「承認が必要です」ダイアログが現れるので続行する

 「許可のリクエスト」ウィンドウの「承認する」ボタンをクリックすると、ウィンドウが消え、スクリプトが実行されます。

「承認する」ボタンをクリックして承認する

 スクリプトの実行が終わったら、「表示」メニューから「ログ」を選んでログのダイアログを呼び出してください。出力されたこのスプレッドシートのIDをコピーしておきます。

ログのダイアログに表示されたスプレッドシートのIDをコピーする

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