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4K動画切抜きで、シャッターチャンスも逃さない提案も

レンズ一体型機で初の4K撮影対応「LUMIX FZ1000」

2014年06月12日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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FZ200からレスポンスを大幅に改善、きびきび撮れる

 約0.66秒の高速起動、ワイド端で0.09秒、テレ端で0.17秒と高速なAFなど、レスポンスの良さにもこだわっている。特にAFを追従させながらの連写速度(毎秒7コマ)、望遠側でのAF速度などをFZ200より大幅に改善した。

 AFにはミラーレス一眼の「LUMIX GH4」と同様、DFD(Depth From Defocus)と呼ばれる空間認識技術を活用。最終的にはコントラストAFで正確なピント合わせをするが、ピント位置の異なるライブ画像を常時取得しておき、演算処理で大まかな位置を合わせた上でピントを決め込むため、高速なフォーカスが可能となる。

前面と背面。大型のレンズ

側面。奥行きは約130.7mm。レンズ一体型デジタルカメラとしては大型だが、高倍率ズームや大型の撮像素子に対応した機種と考えれば十分にコンパクトとも考えられる。またレンズ交換しないためバックフォーカスを詰められるという利点もある

 画像処理エンジンはGH4と同等性能の新型ヴィーナスエンジンとなる。4コアのシステムLSIを1チップに収めており、動画記録用のコーデックや各種信号処理などに対応する。カメラ専業メーカーにはない電機メーカーとしての強みもアピールする。

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