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山谷剛史の「アジアIT小話」 ― 第75回

1万円以下でスマホが買える!? フィリピンのデジタル製品事情

2014年06月12日 12時00分更新

文● 山谷剛史

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フィリピンのショッピングセンター。キャリアショップもある
フィリピンのショッピングセンター。キャリアショップもある

 フィリピンは暑い! いや、インドもタイもアジアは暑い!

 近年暑い場所での人々のいこいの場は、ショッピングセンターだ。マニラ首都圏にもショッピングセンターが多数建設されており、多くの人々でごった返す。

 マニラにおいては、ショッピングセンターでPCやスマートフォンや家電などが売られており、ざっくりとフィリピンのコンシューマーIT事情を見ることができる。

黄色い店舗が目印!
フィリピンのメジャーショップ「cd-r king」

安価なモバイルを扱うcd-r king 安価なモバイルを扱うcd-r king

 フィリピンで一番メジャーなデジタルガジェット絡みのショップといえば、黄色の店構えが目立つチェーン店「cd-r king」だ。

 cd-r kingという名前は、まるで現存する「ファミコンショップ」のような響きだが、Blu-rayメディアも売っている。

 このショップの特徴と言えばまずは圧倒的な品揃え。店内にはびっしりとPCパーツやアクセサリー類、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレットなどが並び、積まれている。

ホビーショップのような店内だが、全部デジタル製品だ

 しかも、それぞれの商品は、すべてショップと同じ黄色のパッケージで統一されている。店舗の小ささゆえ、どのcd-r kingでも品探しをしている客で混雑している。その様子は日本で例えるなら人気のホビーショップのようだ。

中国でよく見るモノはcd-r kingでもある 中国でよく見るモノはcd-r kingでもある

 商品のラインナップは同社のウェブページ(http://www.cdrking.com/ )でも見られるので、興味があればぜひ見てほしい。

スマホやタブレットは1万円以下で買える

中国のブランドのスマホも進出 中国のブランドのスマホも進出

 フィリピンの通貨はフィリピン・ペソ(1ペソ=2.5円)。cd-r kingで売られる携帯電話(フィーチャーフォン)は中国で作られ、cd-r kingのロゴがついたものばかりで値段は3桁後半が中心。つまり、高いものでも3000円程度だ。

 スマートフォンやタブレットもやはりショップブランドで、値段は2500~4000ペソ、1万円でお釣りがくる。値段はそこそこ安く、また「アフターサポートが信頼できる」「どこにでもショップがある」ことから人気だ。

新しいショッピングセンターにはスマホショップも多い 新しいショッピングセンターにはスマホショップも多い

 庶民的なショッピングセンター内の食事は50~100ペソ程度。ここで仮に1食50ペソを費やすとすると、2500ペソのローエンドなタブレットやスマホを購入するとなれば50食分、つまり日本で500円の定食を日々食べる人で言い換えれば、2万5000円程度で買えるというわけだ。

 サラリーマンの中には、家からご飯だけ弁当箱につめて、より切り詰めておかずだけオーダーして、もりもりご飯を食べる男性も見かけるため、実際スマホ・タブレットの購入のハードルはもう少し高いかもしれない。

(次ページに続く、「人々の信頼関係が成り立っているからPCの中古ショップもある」)

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