アスクルは6月9日、ヤフーの協力のもと運営する一般消費者向けインターネット通販サービス「LOHACO」内で展開する医薬品専門店「ロハコドラッグ」で、11日より第1類医薬品の注文受付を開始、12日より販売を開始すると発表した。
アスクルは2013年6月から、LOHACOで第3類医薬品の販売をスタート。同年10月には第2類医薬品の販売も手がけるとともに、安全・安心な販売体制の構築を進めてきた。
今回、12日から施行される改正薬事法で第1類医薬品のネット販売が解禁され、インターネット販売における体制や情報提供に厳しいルールが定められているため、アスクルはこれに準拠する新たな仕組みを構築。第1類医薬品では「購入前に薬剤師と持病や服用中の薬などの確認、薬の用法・用量、注意事項などについて、コミュニケーションを図る適正使用確認機能」、第1類・第2類・第3類医薬品については「濫用の恐れのある医薬品購入手続き時の販売確認」「医薬品の商品説明内における使用期限表示」「医薬品ページ内カテゴリのリスク分類表示」などを定めている。