2014年7月17日から、日本でも「Surface Pro 3」が発売される。
5月20日(米国時間)に米ニューヨークで発表された時点では、米国では6月20日発売としていたものの、日本を含む米国以外の国では、8月末までの発売とされていた。
しかし、6月2日に日本で行なわれたSurface Pro 3の製品発表会見では、日本での発売が、それよりも遙かに早い、7月17日と発表された。
これは、本社が日本市場を重視していることの証だ。
Surfaceにとって、日本が重要な市場
日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「これまでのSurfaceの世界的な動きをみると、日本での反響が大きく実績も高い。Surfaceにとって、日本が重要な市場であるとの認識がある」とし、それが日本での発売時期が前倒しになったことを明かす。
また、米マイクロソフト Surface & Windows Hardware セールス & マーケティング担当のブライアン・ホール ジェネラルマネージャーは、「日本のユーザーからは数多くのフィードバックをいただいた。日本市場向けのSurface Pro 3には、Officeをプリインストールしており、MetaMojiのNote Anytimeも搭載している。これは日本のユーザーの声を反映したもの。Surface Pro 3は、日本のユーザーに最適な1台」とする。
004初代のSurfaceの発売時こそ、日本での発売まで約5ヵ月遅れとなっていたものの、第2世代では日米の発売日にほとんど差がなく、日本だけの先行発売モデルとしてSurface Pro 2に512GB版を用意するといった動きも見られた。
今回のSurface Pro 3が、他国に比べて先行した発売になるという点では、やはり日本を重視していることがわかる。
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