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高橋暁子の「意外と知らない!? 業界ランキング」 ― 第15回

Yahoo!誕生から19年。検索はモバイルに流れている!?

Googleだけではない!世界の検索エンジンシェア早わかり

2014年06月16日 09時00分更新

文● 高橋暁子

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 『そういえば、あの業界のシェアは結局どこが一番多いんだっけ……?』
 そんな疑問を抱いたことがあるすべてのビジネスマンに捧ぐ連載。仕事でも利用できる業界ランキングや業界地図を私、高橋暁子が手っ取り早く紹介します。

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト、コンサルタント。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。小学校教員、編集者を経て現在に至る。最新刊『スマホ×ソーシャルで儲かる会社に変わる本』の他、『Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本』『図解 一目でわかるITプラットフォーム』(以上、日本実業出版社)、『ネット業界 儲けのカラクリ』(中経出版)など著作多数。http://akiakatsuki.com/ Twitterアカウントは@akiakatsuki

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Yahoo!誕生から19年

 世界中のインターネットや検索の利用は増え続けている。検索エンジンと言えば「Google」。Googleが世界の検索エンジンのほとんどすべてを握っているものと思えるが、本当にそうなのだろうか。

 各国の検索エンジンシェアを見ると、じつはGoogle以外が強い国もある。日本、米国、それ以外の国の検索エンジンシェアはどうなっているのだろうか。Google、Yahoo!、Bingその他の検索エンジンについて各国のシェアを見ていこう。

 元々、世界で検索エンジンのシェアを握っていたのは、1995年に誕生した当時ディレクトリ型検索エンジンであったYahoo!だ。その後、1998年に誕生したロボット型検索エンジンであるGoogleにシェアを奪われ、2000年にはYahoo!はGoogleの検索エンジンを利用するようになった。現在は、多くの検索エンジンがロボット型検索エンジンとなっている。その後のGoogleの拡大と、レイオフなどが続くYahoo!の経営難は記憶に新しいだろう。

 日本では、1995年12月にソフトバンクがYahoo!の株を買い取り、1996年4月より開始したYahoo! JAPANが広く普及した。日本ではYahoo! JAPANの人気が根強いが、最近はGoogleのシェア伸張と同時に、スマホ等のモバイル端末による検索が伸びている。

 なお、MicrosoftのBingは2009年にLiveSearchの後継サービスとして誕生。中国のBaiduは2001年、NAVERは1999年に開始している。

主な検索エンジンごとの検索件数(2012年12月)
順位 検索エンジン 検索件数 シェア
1 Google 1147億3400万回 65.2%
2 Baidu 1億4502万回 8.2%
3 Yahoo! 8630万回 4.9%
4 Yandex 4844万回 2.8%
5 Microsoft(Bing) 4477万回 2.5%
その他 2億8722万回 16.3%

comScore調べ

Bingが伸びている米国

 comScoreの発表(2013年2月)によると、2012年12月のGoogleの検索件数は1147億3400万回に上っている。一方、2位の中国のBaidu(百度)は145億200万回と、Google:Baidu=約10:1となっている。Googleが圧倒的ではあるものの、意外にBaiduの利用が多いと感じるかもしれない。

 続いてYahoo!が86億3000万回、ロシアのYandexが48億4400万回、Bingが44億7700万回となっている。これだけ見るとやはりGoogleの天下と思いそうだが、国別に見ると意外なことが分かってくる。Googleがシェアでトップを取れていない国があるのだ。

 まずはGoogleのお膝元、米国を見ていこう。comScoreによると、米国では2013年11月時点でGoogleが66.7%、MicrosoftのBingが18.1%、Yahoo!が11.2%などとなっている。Googleが約7割を握るものの、Bingも約2割と意外な強さを見せているのだ。かつて検索市場を握っていたYahoo!は、わずか1割に抑えられている。

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