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水着のアイドルと「α6000」「Xperia」でオトナの限界を試す!

2014年06月09日 10時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax)、モデル:姫乃たま(@Himeeeno

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立ち会いの編集氏が打ち合わせでスタジオを抜けたところを狙って、筆者もセクシーポーズにトライした。ならばセクシーなウェアを装着せねばなるまいということで、思春期マーブル製「ローブル」(ローレグブルマ)を着用。もちろん、素肌に装備すると盛大に事故るので半ズボンの上からである。(編註・モデルさんが水着なら、似た恰好で撮るのが礼儀だ!といっていたんですが……。で、追加ページが来たと思ったらこの有様でした……。編集会議で掲載をするかもめたのですが、姫乃さんが写っているのでOKとしました)

「セクシーポーズを叩き込んでやる!」
アイドルに学ぶセクシーポーズ

 軽く絶望を背負っている読者もいるかもしれないが、最近のセキュリティーの突破にはこういった手法が多い。Twitterでよくある、時事ネタを利用したソーシャルハックは、これまでのページのように美味しいネタを用意しておき、うっかりクリックを狙うというわけだ。これを機にセキュリティーについても思いをはせてほしい。というか、「“例のプール”&「ARROWS Tab QH」でオトナの限界を試す!」でも同じようなことがあったハズだ。

最初は、休憩中に「やっぱ面白いもんだな」と遊んでいたわけである;それを見た姫乃たまさんが「セクシーポーズを叩き込んでやる!」と乗り込んできた……という設定。編集氏に黙って、事前に姫乃たまさんと企んでいたなんてことはない

「腹ひっこめるの!」と、我々の業界ではご褒美にあたる水月への蹴りをいただくなど、姫乃たまさんによるポーズ指導はとてもハードなものだった。こんなシーンもラクに撮れるα6000+PlayMemories Camera Appsはすばらしい

※ ソニーさん本当に申し訳ありません

基本のポーズは“S字”曲線

 さて、ポージングの基本はいくつかあるが、女性向けとしては“S字”を作るというものがある。また、力の向きを内側に向けるとより雰囲気が出やすい。膝を内側にひねるようにした内股などがその典型といえる。逆に、力を外側に向けて“X字”に近づけると男性的になり、女性がそうした場合はかっこいい・力強い方向にかなり傾く。『とある科学の超電磁砲』における白井黒子の「ジャッジメントですの!」ポーズはその典型といえる。

 まずはこういったパターンを覚えて、自分のパーツとチャームポイントに合わせて微調整していくといいだろう。ただし、あまりにチャームポイントだけに注力すると、被写体に違和感を感じる「不気味の谷」現象に突入してしまうので気を付けてほしい。不気味の谷というと一般にはCGやロボットの問題で、日本文化に触れた者を明確に除外する形でその存在が実証されているが、人間同士(幼児)の場合の仮説も存在する。

 ちなみに先までのページで、今回の様子を撮影している機材は「α7」+FE35mmだ。ソニーづくしでページが構成されているので、きっとソニーたんも許してくれるハズ。

基本であるS字。難しく書くと、「コントラポスト(片足重心)を強調する形で体をねじる、曲げる」という説明になる。横を向いた状態から、下乳から上だけを正面に向けるノリだとやりやすい。姫乃たまさんによれば、「写真を綺麗に撮られるためには、日常生活ではあり得ない体勢にならなければいけません。顔が険しくならないように」という。筆者も、ポーズが苦手な人を撮るときにやってもらうことがある

S字の発展系。S字を作りつつ少し前かがみになり、「カワイイ?」と胸を強調する。集合写真のときにすっごい便利なポーズだ。姫乃たまさんには、「水着のときは、太ももの間の空間を隠しつつ見せましょう」と指導された

顔に手を当てるポーズの場合。姫乃たまさんによると、「顔に手を当てて甘えてるのに、乳が見えてしまってるガードのゆるさの演出が重要です」という。撮影以外でも戦略的なアプローチ時にも使えそうである

これはすごく難しかったので、何度も姫乃たまさんによるデモを確認していた

椅子の背もたれを前にして大胆な恰好をする場合は、どうも小物で股間を隠したほうが“わびさび”のようだ。あと、ASCII.jpの掲載ライン的にも

姫乃たまさんによるお手本

お尻強調系。よくあるポーズだが、「脚が長く見えるようにできる限り背伸びしましょう」とのこと。右写真で空間位置がわかるだろう

ちなみに、他のポーズも含め、S字を作ると必然的に脇と脇腹の間に大きなシワが生じる。これを手や腕、画角で隠すこともお忘れなく。筆者的にはこのシワはエロスなのだがなどというと、編集部内で大会議になるので割愛

お尻強調系+椅子の場合。「椅子の場合は極限まで脚をカメラ側に伸ばして長く見せつつ、お尻は腰とS字にして大きく見せましょう」とのこと。難易度が高い。またお尻は水平よりもカメラに近い側に出す要領にすると、写真のように見た目上のサイズアップをしやすい

脚を上げたポーズの場合、足の甲を伸ばすことが肝要なのだそうだ。そうすると、ふくらはぎがキレイに見え、また足も長く見える

足を上げたポーズの発展系。足の向きの自由度は高く、なかなか楽しい。足先をスッと伸ばすとイイ感じ。また遠近法の効果でスタイルの良さをイメージさせやすい

姫乃たまさんいわく、「これは尻を強調してると見せかけて、乳も見せるとお得感があります」

姫乃たまさんの指導はまだまだ続く。「上にきている脚は少し浮かせる感じにしたほうが、太もも度合いがアップするので、太ももに力を加えると破れてしまう薄紙を挟んでいるイメージで」とのことだ

最後は、最も難しいという寝転がっている系。これまでの複合的要素もあるので、練習になるだろう。姫乃たまさんによると次の通り。「まず二重あごにならないように気を付けましょう。目もつい上目遣いになりすぎて、私と同じ三白眼の人は大変です。脚も地面にべったり着けちゃうとボッテリして見えるので、多少持ち上げましょう。その時、腹筋が盛り上がり過ぎてお腹が出てる人みたいにならないようにするのも大事です」という具合。腹筋が盛り上がったぶんは、背中を反らせて胸を強調させることで遠近法的にごまかすといったこともできる。また、角度によって筋肉の使い方がだいぶ異なる点も、この系統の難しいところだ

姫乃たまさんによるお手本だ! 脇のシワがすごくイイ

常に変化する「自撮り」、撮影シーン

 「自撮り」をはじめ、撮影シーンは常々進化している。特にデジタルカメラが登場し、画素数アップ競争がひと段落してからは、補助機能の強化が目立っている。今回紹介したα6000と、「Xperia Z Ultra」などのスマホ/タブレット、またPlayMemories Camera Appsという組み合わせもその一例だ。

 撮影し慣れている人にとっては、リモート撮影の手段が増えたことで、カメラの機能に任せて構図に専念できるだけでなく、手元で設定状況もわかることが、大きな助けになるハズだ。

 利便性や意外なフットワークの軽さは、今回の記事の大半がPlayMemories Camera Appsの「スマートリモコン」アプリを利用している点からも納得できるだろう。こういった裾野の広いアプローチは、体験すると楽しいので、未経験の人はぜひ挑戦してほしい。複合的に技術が交わることで生まれるエクスペリンスを理解できるだろう。

ソニーストア
主なスペック
製品名 Xperia Z Ultra(Wi-Fiモデル)
型番 SGP412JP
価格 4万5524円(税別、ソニーストア価格)
CPU Qualcomm Snapdragon 800 APQ8074 2.2GHz クアッドコア
メインメモリー 2GB
ストレージ 約32GB
ディスプレー
(最大解像度)
6.4型ワイド(1920×1080ドット、342ppi)、マルチタッチ対応(最大10点)、トリルミナス ディスプレイ for mobile、X-Reality for mobile
通信機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、2.4GHzおよ5GHz)、MHL/DTCP-IP対応、Wi-Fi Direct、Miracast
カメラ機能 本体前面:有効画素数220万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor R for mobile)、本体背面:有効画素数810万画素(裏面照射型CMOSセンサー Exmor RS for mobile)
インターフェース microUSB端子、Bluetooth 4.0、ヘッドホン端子
カードスロット microSD/microSDHC/microSDXC(64GB対応)
NFC 対応
FeliCa
センサー 加速度、ジャイロ、デジタルコンパス、照度、GPS、GLONASS
防水/防塵 防水IPX5/8、防塵IP5X
テレビ機能
サイズ 約幅92×奥行き179×高さ6.5mm
重量 約212g
バッテリー 3000mAh
OS Android 4.2
本体色 ブラック/ホワイト/パープル(ソニーストア限定)
アプリ類 POBox Touch 6.2など
付属品 ACアダプターなど
主なスペック
機種名 ソニー「α6000
価格 6万4571円(本体のみ、税別/ソニーストア価格)
使用レンズ ソニーEマウントレンズ
撮像素子 APS-Cサイズ(23.5×15.6mm) "Exmor" APS HD CMOSセンサー、アスペクト比3:2
有効画素数 約2430万画素
ISO感度 ISO 100-ISO 25600
ディスプレー(背面) 3.0型ワイド 約92万1600ドット カメラ背面に対して上約90度、下45度に可動
インターフェース microUSB 2.0端子、microHDMI端子、NFC対応、Wi-Fi対応、Eye-Fi対応
記録フォーマット 静止画:JPEG、RAW(Sony ARW 2.3 format)、動画:AVCHD Ver2.0/MP4
バッテリー駆動時間 静止画撮影時約310枚(ファインダー使用時)/約360枚(液晶ディスプレー使用時)、実動画撮影時約60分(ファインダー使用時/液晶ディスプレー使用時)、連続動画撮影時約90分(ファインダー使用時/液晶ディスプレー使用時)
本体サイズ/重量 幅120.0×奥行45.1×高さ66.9mm/約344g(バッテリー、メディア込み)
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