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スマートデバイスからの検索や送受信も可能「Symantec Enterprise Vault.cloud」

容量無制限!シマンテックがメールアーカイブSaaS提供開始

2014年06月06日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 シマンテックは6月5日、容量無制限、無期限のSaaS型メールアーカイブサービス「Symantec Enterprise Vault.cloud」の国内正式提供開始を発表した。「Microsoft Exchange」や「Office 365」などのメールシステムに対応している。

「Symantec Enterprise Vault.cloud」の製品特徴

 Enterprise Vault.cloudは、企業ユーザーが送受信するすべての電子メールおよび添付ファイルを、シマンテックの海外データセンターでアーカイブするサービス。メッセージはアーカイブ時に暗号化され、タイムスタンプや署名の付与により監査や法令対応にも対応した形で保存される。

 ユーザーは、ExchangeクライアントやWebインタフェース(Personal Archive.cloud)から、自身のメールアーカイブ全体を高速に検索可能。WebインタフェースはiOSやAndroidのWebブラウザからも利用可能で、ここからメールの送受信もできる。

スマートデバイスからも検索やメール送受信ができる(画面はWebインタフェース)

 また企業の法務担当チーム向けに、監査や法令対応用のWebインタフェース(Descovery Archive.cloud)も別途提供される。高度な検索機能のほか、メール証跡の高速出力、ワークフロー、外部機関向けデータ公開といった機能を備え、外部の法律顧問などとのコラボレーションによる電子情報開示を可能にする。

 シマンテック 常務執行役員の関屋剛氏は、同サービスは日本国内でも金融を含む10社が先行導入しており、今回正式サービス開始となったことを紹介。クラウドで提供され、24カ国語に対応したインタフェースを備えているため、グローバル企業がメールアーカイブを統合する用途にも適していると説明した。

関屋氏は、すでに提供中の「Email Security.cloud」、「Web Security.cloud」と合わせ「3つのSaaSソリューションで企業の情報をきっちり守る」と述べた

 また同社プロダクトマーケティング マネージャの長島理恵氏は、ビジネスメールのトラフィックと容量が爆発的に増加する中で、メールボックス容量を維持するために個々の社員がPSTファイルをローカルに保存するような運用が行われており、これが情報漏洩リスクにつながっていると説明。また法務やコンプライアンスの観点からも、メールアーカイブの重要性を訴えた。

  Enterprise Vault.cloudの参考価格(税抜)は、初期費用が16万円。年額はメールボックス数により異なり、1ライセンスあたり5208円(250~499メールボックス)、4860円(500~999メールボックス)となっている。

Enterprise Vault.cloudの参考価格。なお「Mailbox Continuity」は、企業のメールサーバー障害発生時にその機能を代替するサービス

 国内提供開始段階ではExcange、Office 365のみの対応となるが、近日中に「IBM Lotus Notes/Domino」も正式サポートする予定。また、国内へのデータセンター設置については「顧客からの要望が多ければ検討する」(関屋氏)と述べた。

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